「君の精神は、君の平生の思いと同じようになるであろう。なぜならば、魂は思想の色に染められるからである。であるとすれば、君は魂を次のような思想の連続で染めるがいい。たとえば--------生きることが可能な所においては善く生きることも可能である。しかるに宮廷でも生きることはできる。ゆえに宮廷でも善く生きることができるのである。更に、---------各々の物はそれが創られた目的に向かって惹かれる。それが惹かれるものの中にその目的がある。目的のある所に各々の利益と善がある。さて理性動物に対する善とは社会生活を営むことである。なぜなら我々が社会せ活を営むように生まれついていることはずっと前に明かにされた。それに低いものは高いもののために、高いものはお互いのために創られていることは明かではなかったか。しかるに生物は無生物よりも高く、理性を有するものは単に生きているものよりも高いのである。」 マルクス・アウレーリウス