今日、たまたま2人の老婦人とお話する機会があった。おひとりが、若いころは、あんなこともした、こんなこともした、と話し始め、けれど最近は何もできなくなった、と続けた。もうひとりが、海外旅行も写真を眺めるだけで、歳をとるとどこにも行けずに寂しいと応じた。そして、おふたりが口をそろえて、「歳をとって、すっかり喜怒哀楽がなくなってしまっって悲しいわよ。いろいろ感じられる若いうちに、やりたいことをたくさんやっておいた方がいいわよ。」と私に言った。


私は年配の人と話すのは嫌いではない。自分が更に歳を重ねたら、どうなっていくだろう、と考える機会にもなるし、両親がどんなことを感じて生きているのか、他の人たちの話を聴きながら、想像したりする。中には、おんなじようなことを何度も言っているなぁ、と思うような方もいるけれど、それはそれで、歳を重ねていくってそういうことなのか、ふ~ん、と参考にさせていただいている。ただ、ちょっと、この”喜怒哀楽がなくなる発言”は聴いてて寂しいと思ってしまった。決して、そのおふたりが喜怒哀楽がないようには見えないところがまた何か、ポイントのような気もするのだけれど、もしかすると、ご自身の中では以前より人生が単調になったように感じられているのかもしれないと思ったりする。


私は学生時代は、旅行とか、アルバイトとか、部活・サークルとか、インターン、はたまた飲み会とか、飽きっぽくてあんまり続かないのだけれど、いつも何か新しい刺激を探して歩いているようなところがあった。東南アジアで蛇を巻いている写真なんかを見ると、今はちょっとギョッとする、笑。かなり歳をとって落ち着いた、笑、と思う。


幾つになっても、自分の世界は広げ続けていきたいし、いろいろな出来事や人に出会って、いろいろなことを感じることで、それが生きがいにもなると思う。ただ、私は歳を重ねることは、世界を闇雲に広げることではなくて、ますます身近なものや人の、当たり前の価値や有難さに気付いていくことのような気がしている。私はまだまだ未熟者なので、偉そうなことは本当は言えないのだけれど、少なくとも、そうありたいとは願っている。歳を重ねれば、面倒なことが増えるのが人生だと思う。もっと若いころは、歳をとれば背負う荷物が増えていくから、できるだけ若いうちに自由にやりたいことをやっておこうと思っていた。でも、最近は、あ~、あの頃は本当に自分のことで頭がいっぱいで、それはそれでよかったけれど、今の自分はもう少し、何かを背負い、社会や人に与えられたものを少しでもお返しできる側に回れたら、それが本当の自立するということなんだろうなぁ、と思えるようになってきた。



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kaeru card というものをご存じだろうか?ちょっと占いっぽいと思われるかもしれないけれど、カエルは古代インカ文明では“豊かさ”と“幸運”を意味するラッキーな存在で、缶の中に60枚のカエルのカードが入っていて、1枚心のままに選ぶと、そのときのその人に相応しい、人生のヒントとなるような知恵に満ちた言葉が解説と共に書いてある。先日、友人宅で1枚選んだのが、こちら↓


LOVE 愛

何よりもまず、自分自身に愛をそそぐこと!

自分が愛に満たされたとき、自然に愛が溢れて、まわりに流れ出すことをあなたは知っている。


本当に私にぴったりな1枚でした・・!まわりの人やものを大切にするためにも、まず自分を愛し、受け入れ、未来すらも大いなる存在に身を委ねるようなゆったりとした気持ちで信じて生きていくのがいいのかもしれません。


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