わたしのダーリン:ジョンは

釣り大好き人間なのですが

 

ハンティング(狩り)も

大好きなのです!

 

通常ニュージーランドでは

 

5月から8月まで

ダックハンティング(鴨狩り)

 

のシーズンになるのですが、

毎年もれなくダーリンも鴨を捕ってきてくれます。

 

今回はお友達の誘いがあって

特別な鳥『チャカ』(Chukar)を狩ってきてくれました。

 

 

サイズ的には鶉(うずら)と同じか、

もうひとまわり小さいくらいで

見た目は可愛らしい鳥さんです。

 

チャカは貴重なので、

通常の鴨とは違い、

ハンティングできる区画も日数も

厳密に決められているそうです。

 

今回ジョンは三泊のキャンプで

毎日一日中歩き回って

友達の猟犬と一緒に

お目当てのチャカを探したらしいのですが、

なにせ数が少ないので

見つけるのは

至難の業だったみたいです。

 

有難いことにダーリンは

一発のチャンスで一羽仕留めて

持ち帰ってきてくれました。

 

貴重な命をいただく機会なので、

久々にわたしの料理人魂にも火がつきます!

 

今回はこちらのレシピを参考に

 

 

ブラインに一晩つけて

フライパンで蒸し焼きにすることにしました。

 

レシピだと

オーブンでコアテンプを65度まで焼いてから

パンフライするという手順だったのですが、

 

なにせうちにはオーブンがないので

鉄のプライパンで皮面をじっくり焼き、

 

その後白ワイン追加して蓋をして蒸し焼きにし、

ひっくり返して軽く焼いてみることにしました。

 

付け合わせには、

以前のパーティーの残りで冷凍しておいた

ダックファット(鴨油)で調理した、

玉ねぎ、長ネギとじゃがいもを添えて。

 

ソースはレシピを参考に、

冷凍してあった鹿と山羊のフォンドをベースに、

 

でもカルヴァドスは無いし高級なので

うちにあったブランデーを使って、

 

さらに味のアクセントに

今が旬のマンダリン(みかん)と

レモンの果汁を加えて

 

リッチだけどスッキリとした味わいの

ソースを作ってみました。

 

それから数日前に作ってあった

パセリのソースも色どり様に添えて

 

(こちらはフィッシュストックが

ベースだったので

ジョンからは不評でした。

見た目もBird's pooみたい、と。。。😅)

 

✨完成したご馳走がこちら✨

 

 

チャカのお味は

野鳥なので胸肉はかなり淡白なお味でした。

皮の部分もすっきりとした脂の味わい。

 

もも肉に関しては

味が濃厚でしっかりとした食感だけれど

柔らかくてとても美味しかったです。

 

こちらの写真だと大きくみえますが、

実際は手のひらより少し大きいくらいのサイズなので、

 

胸肉を焼きすぎないように気を付けたのですが、

そうしたら今度はもも肉の骨に近い部分が

生焼けになってしまいました。

 

胸肉を食した後に、足の部分だけ

もう一度フライパンに戻して焼きました。

 

また料理する機会があったら

今度は

Sous-vide(真空低温調理法)に

挑戦してみたいなと思います!

 

頑張ってハントしてきてくれたダーリン、

そして大切な命を捧げてくれたチャカさん

ともにありがとう🙏

 

ご馳走様でした💛