ふたつくらい前のブログに書いた
靴の中のハナクソ事件が起きてから
実は数日以内に理由が分かりましたが、
解決編の文章を書いてる最中に電車のドアに貼ってある草間彌生さんの広告がありまして。
その写真と目があったら、なんかスゲぇ怒られてるような気持ちになりました。
ホントは全然そんなことないけど。
ご機嫌、麗しゅう御座います。

長い前振り、メインはアッサリの佐藤こと、ワタシです。

なんていうんですかね。
「ウチの子が世界で一番かわいい」
と胸張ってる人が僕の周りには多いので、
「世界で一番かわいい子」の親御さんが沢山いる、いわば素敵な環境なんです。
果たして、僕にとっては全くの別人格で有りながら、一部では自分の遺伝子を受け継いだ未知なる存在に対し(中略)

ウチの子ね〜、およそ一年前ですか。
最初は扱い方がまるで分からんかったんですが、少しずつ首が座り
コチラの言い分はいま以って全く伝わらないわけですが、
物理、環境に対して強い影響を与える「泣く」という一択かと思ってたら
「笑う」という、
目にしたその刹那、ハートが鷲掴みされる行為を気まぐれに繰り返された結果、
「うちの子、凄まじく可愛いわ!」となりまして。ほどなく
「世界で一番かわいい子」の親になりました。
っていうハナシですよ。
最近じゃハイハイが、得意です。
ちょっと目を離すと、行って欲しく無いトコにガンガン進む始末。
先が思いやられるという範疇では収まらない。
やはり、血は争えないッスね。

文章を書いてからだいぶん時間が経過しちまったのですが、ちょいと書き足します。

結構なだらしなさと私生活を垂れ流しているこのブログですが、
皆様に実はまだ紹介していないことがありましたね。
改めてまず、私の親知らずについてご紹介します。
下顎の右奥に、ほんの僅かに見える程度の親知らずがあります。
今のところなんとか虫歯にもならず、いま以上に出てくる兆しもなく、なんですけどね。僕が永眠するまでこのままでやり過ごせるかどうかってのは結構、ドキドキなわけですよ。
それが、さ。
数ヶ月前、ちょいと疲労が溜まって体調を崩したことがありましたの。
ちょっとした熱と凄まじいストレスのせめぎ合いのとこに、被せるように強烈に親知らずが疼いて、文字通り悶絶してました。
死火山だと思ってたら、活火山じゃねぇかつって。

「あのガキゃ、ワシの命(:タマぁ)、殺る(:とる)気でいやがる」
なんつって見たことないけど、ヤクザ映画の慣れないセリフも初めて使いますわよ。
使い方が間違ってたらホントすみませんですよ。

昔、歯列矯正の時に
「邪魔になるから」という真っ当な理由ですが、歯茎に埋れてるまだ外の空気すら知らない親知らずを一本だけ抜いたことあんのよ。
多くの場合は、乳歯だから歯根が内股らしいんだけど
なんだか、巨木が根を張るみたいに凄まじいガニ股だったらしくて。

手術の内容が
切開 
→ 思ったより大物のため砕いて抜歯
→根っこの部分が残ってる
→ 駄目押しの切開
→ 残りをエグる

っていう、
ちょっとゴージャスな外科手術みたいになったらしくて、歯医者さんも大変だったらしいのね。

松田優作さんは映画の役作りのために奥歯を二本抜いたらしいけど、
当然、中学生の私もタダでは済まないワケですよ。
米粒が二つ、横に並べてピッタリ入るくらいのクレーターがおクチの中に生じたわけですから。
腫れて顔の輪郭も変わるよね。

そんな記憶があるから、程度の差こそあれど、抜歯は嫌だなぁと思うのは仕方が無いことだと思うんです。
すんなり抜けたという知人もおりますが、他所はよそですもの。

そして時間経過でまた落ち着いていますが、体調如何で炎症を起こすコトは、あるらしいです。

そして、今回の目玉
「教訓」

読書をしていないということに薄々気付いていたけど、改めようと思うに至り。
途中で放ったらかしになっていた京極夏彦さんの分厚い本を鞄に入れました。
全体の流れのどの程度を覚えているかで、アタマから流し読みも視野にいれねばと思いつつ、しおりが挟んであるページを開きました。

自分の状態を把握するまでに、たっぷりと8秒はかかったと思います。
あれ?全然…わがんね。

冒頭のページを開き、2ページくらいの文字を撫でて引っかかりのある描写や言葉の片鱗を探すが全く思い出せない。
まさか自分の記憶がここまで衰えたかと唖然とする。
そこから更に5秒ほど。

そして、やっと結論が出た。
コレ、まだ読んでない本だったわ。

結構前に京極堂シリーズを2冊買って未着手だったのを持ってきた。

痛恨の過ち。
中盤あたりにしおりがあったのは、ただの偶然でした。

なお、買ったこと自体を忘れてたのは事実。
未読の本を忘れないという教訓ではなく
「読みかけの本の題名は忘れちゃダメ」です。


あとさー、
カバンと、中身の一部を入れ替えると忘れ物をしてしまうことってあるよね。

僕はほぼ、100%の確率だよ!
願わくば別のコトで再現率を高めたいよね。

こないだ問題になったのはイヤフォンです。
家に戻れば在るのに…!

本当はやってないけど「宿題をやったけど家に忘れた」って言い訳したら大目にみて貰えたけど次の日、
『本当に宿題やったけど、忘れた』っていう事件が起きたときの、切なさって格別ですよね。
せめて初回は素直に、やってませんでしたってことに下方修正したい。
信じてもらえない、2回目の「やったけど忘れました」を言うのは身を削る思いですにゃ。

んー。
語尾をなににしても、なんだかしっくりこないわ〜。

で、イヤフォンを忘れてしまった時の選択肢を考えてみました。
①この際、とびきり良いものを買う
②コンビニ、量販店で安いのを買う
③家に帰るまで我慢する
④近くにいる人から借りる


・緊急ではないけど、あれば便利
・安くても手に入る
・良いものを買うだけの価値もある

という位置付けが僕の判断を鈍らせる。
ニクい…ニクいよ、あん畜生!
そして面白くもない選択肢④をひねり出すのが僕の限界。
悔しくてもコレが現実。
受け入れなければ先に進めない。

そんなわけで、健康診断の前日は油そばを喰いました。
2日連続だったコトにいま気付いた。

店員さんからニンニク入れますか?
という甘美な誘惑
心を鬼にして、少なめでお願いしました。
麺の隙間から見えたのは小さく刻まれたキャベツの芯だと思ったけど、噛んでみたらお口の中がまさにニンニク祭り。
少なめって言ったのに塊で入れてくるだなんてなんてニクい演出だよ!
ニンニクだけにねッつって。
しかも状態がナマでとっても刺激的

結果、健診前日の夕食でお腹壊しました。
バリウム飲む前だし、下剤も飲んでないのに凄まじい展開でした。

閑話休題

生姜とニンニク入ってれば美味しいと感じる味覚を持ち
海外ドラマを見るのにサラウンドなんとかや、迫力ある音の幅とか無くても楽しめる幸せな感覚を所持している聴覚

そして、安上がりな私に思わぬ展開が訪れる。
100円ショップでイヤフォンを見つけた!
いやぁ、助かったですよ。
日頃の行いとか悪くても生きていける世の中に感謝。

そして、難なく健康診断終了。

いつもならバリウム飲んだ途端にお腹がグルグルするのだけれど、前日にお祭りがあったからか、肝臓の裏あたりがなんだか変な痙攣をたまにするのみで、腹痛が起きない。
かえって不安に駆られ、下剤を投入

静かに待つ心を包んだのは
緩やかな腸のぜん動運動から始まり
序曲から躍動的な転換を迎える
混沌への扉が私のケツから開かれ…まぁこの話はまた別の機会に。

お陰様で無事でやす。
皆さんも、忘れ物にはご注意を。