九州からの旅の帰り道、長野県南部の国道19号線(木曽路)を松本方面に走っていた時の話しです。


詳しく場所は忘れましたが、今の木曽警察署の管轄内でした。


当時は『木曽福島警察署』だったような…


まだ明るい時間の14時過ぎぐらいだったかな〜


積んでる荷物はペットボトルの空容器だったので軽かったんです。


すると三河ナンバーの軽が前から走っていたんですが、たまたま運転席を観ると70 代前半ぐらいのお婆さんが一人運転していたんです。


所が後ろのシートに孫兄弟らしき少年が2人乗っいたんです。


婆さんは後ろの少年が気になったんだか、私とすれ違う前にこうして振り返ったんです。




こんな若くないですよ〜婆さんですよ😂




右手はハンドルを掴んだまんまこうして頭を左に回して後ろをふりかえると体の構造上、必ずハンドルは右に回ります。


日本は左側通行なので、自動的に右側に車が来てしまい、反対車線に来ますよね?


反対車線に居るのはもちろん私です😅


婆さんの気持ちの半分は後ろの孫に行きますけど《運転しているのは自分で、孫を乗せているので安全運転しなくてはイケナイ》と言う意識も当然ありますので半分は正気なはず。


なので、一瞬ハンドルが右に振れたのを自分で分かっていたのか、ハンドルを直に戻したので頭の中では自分車線を走っているつもりでいたんでしょう。


ハンドルを戻したのは戻したんですが、それでも私側の車線に入ったまんまでした。


その時の婆さんの意識はまた後ろの孫に行ったまま😱


婆さんは頭の中では自分の車線を走っているつもりでいたんですよね!


すれ違う前のほんの一瞬の事ですよ?


その一瞬の間に私は『来る!』と判断して急ブレーキをかけてハンドルを左に切って路肩に乗り上げ壁にクラッシュ🧱💢🚚


その後、軽乗用車はノンブレーキでトラック目掛けてガチャーン💥🚙とモロにクラッシュ!




私は🧱にぶつかって停まっていたので速度は0キロ。


軽乗用車はノンブレーキで恐らく50キロは出ていたでしょう!


我ながら自分の反射神経と、とっさの判断の良さを褒め称えます😍


不思議な物でクラッシュする瞬間って✨スローモーシン✨になります。


1コマ1コマがゆっくり動く様な…


スピリチュアル的な話になりますが、起こる現象ってやっぱり全てシナリオで決まっているのか?


と思うぐらいです。


クラッシュした瞬間、軽の室内が観えました。


後部座席のお兄ちゃん2人は空中回転してました。


しっかり観えました!


やっぱり子供は柔軟性がありますね☺


クラッシュ後、私はトラックから降りて軽に近づき、ドアが開いたので『大丈夫ですか!?』と言うと、婆さんの運転席のシートは衝撃緩和の為に自動的に後ろに倒れていて、鼻血を出していて

、両手をブラブラさせて『や、やられた😫』爆😂




すると、和多志の後ろを走っていた乗用車の若夫婦の女性の方も降りて来てくれていて『🤭クスクス』と笑っていたのを覚えています🤣


自分で突っ込んで来て『や、やられた😆』ですから笑えますよ〜それも鼻血を出して手をブラブラさせてましたからね(笑)


モロに仮病ですよW


心の中では『ラッキー♥』と思っていたに違いありません。


言ってみれば私は命の恩人なんですがね😆


その後、3人は救急車で病院へ、軽乗用車はレッカー移動されて、残ったのは私のトラック1台だけ(笑)


通行止めだった国道が解除になるとイライラしていた乗用車連中が私のトラックしか残ってないのを観て全部私が悪い事に(笑)


結構ヤジ飛ばされましたよW


私は東京の地元からレッカーが来る事になったので夜8時頃までレッカーを待ちました。


そして帰って荷物を積み替えしたり、乗用車で木曽福島警察署に行ったり…


お巡りさんに聞いたら、子供は無傷、🧑‍🦳🩸鼻血ブーの仮病婆さんと孫達は自分が悪い事を知ったからなのか、一晩だけ入院して翌日退院したとか。


かなりの罪障を背負った事でしょう…