これは20年ぐらい昔の話。


霊感のある無線仲間と2台で走っていた時の話です。


現場は長野県旧和田村の国道142号線。


岡谷方面でした。


やはり真夜中の丑三つ時周辺😆


丁度、142号線が↑有料(当時)トンネルと↗旧国道に分かれる手前でした。


トンネルは当時は確か有料で現金のみの940円だか、960円ぐらいだったかな?


現在は無料みたいですね。


で、我々2台はそれぞれ旅の帰りでお金の持ち合わせはあまりなく、話し合いの結果、無料の旧国道に行く事にしました。


本当は迷っていたんです。


何故かと言うと、季節は春前でまだ道路が凍っている可能性がありました。


3月の半ばを過ぎると道路はもう凍らないと言う認識がプロ間ではあったのですが、その日はまだ3月の10日過ぎ。


『うん…』


微妙な日にちでした。


無線で話し合い、一か八か行ってみる事に。


私が前、相方が後ろ移動。


共に大型トラック🚚。


↗142号線を右ウィンカーを出して旧国道に入りました!


入ってすぐに路面は凍っていて、雪解け水が滴り落ちていました。


『…あっ😆やっぱりダメか…』


と先を観た瞬間です。


狭い国道を通せん坊する形で軽トラが道を塞いでいました。


運転手さんは喪服を着ていました😱


今でも脳裏に鮮明に残っています。


短髪の白髪頭で年齢は80代半ば過ぎから90代前半ぐらいのお爺さん。


顔は蒼白(笑)


あんな時間に喪服なんてあまりあり得ないかな。


私は無線のマイクを離して『…ちょっと待ってよ今下がるから…』と独り言を言いながら狭い道をバックしていました。


我々2台はまだ道に入って間もなくなので、こちらが下がるのが暗黙の了解。


最初は普通の通行車両だと思ってましたからね。


狭いカーブの坂道なので物理的に道の両脇を塞ぐ様な感じでバックする様になりますよね。


真っすぐな道なら片側に寄せてバックできますがカーブなので。


後退する時はバックミラーで後ろを観たり、前を観たりしますよね。


3秒ぐらい後ろ観て、バックしている最中で前方に視線を切り換えました。


すると、軽トラは消えていました😱


3秒の間にあの狭い道を大型トラック2台とすれ違うのは絶対不可能です!


それも凍っている道。


道幅自体もないはずですし、後ろの仲間の声も『🎙ひぇ~』と震えていました😂


地縛霊?に間違えありません。


勝手な憶測ですが、お通夜かお葬式で軽く一杯飲んで帰りに崖から落ちたか何らかの事故に合い、亡くなった霊が地縛霊になったか何か?


どちらにせよ、助けてくれた事に違いはありません。


『…この先凍っているから来るな!…』と妨害してくれたんでしょう。


しかし、不思議なのは霊現象と言うのは車両までも出てくるんですね。


それが確実に霊だとわかったのはその後に聞いた話で発覚したんです。


しばらくして、その話を当時付き合っていた無線仲間に話したんです。


すると、その人が驚いた様にこう言いました。


『その軽トラ、うちの会社の人も遭遇したってそう言えば言ってたよ!』


『◯◯ちゃんの話し聞いてびっくりしたよ』と。


その会社の人は同じ旧国道で前に遅い軽トラが走っていたらしいです。


遅すぎたので広い道で追い越しをかけたそうです。


そして、捲り際に助手席から運転手をチラ見するとやはり喪服姿のお爺さんらしいです。


その時は何も知らずに、追い越しをした後に何気にバックミラーを観ると軽トラは消えていたそうです(笑)


やはり霊に間違えありません。


不思議な事はたくさんあります。







 

そしてこちらのブログは旧国道にある廃棄です。


私が走っていた頃から廃棄でしたが。