
娘の月命日の日から前乗り
BAR2軒をハシゴして
彼の人の魂を浄化したつもり
遡ること2週間前
若者が居抜きで開店していた
知らない顔ではなかったから
立ち寄った
自慢の一枚木のカウンター
そのまま活かされていた
でも でもさ
やりきれない
雨の帰り道
翌朝 高熱出す
扁桃腺が腫れる
コロナもインフルも、陰性
医者も首を傾げる
3日粥寝込んだ
新手のウイルス感染かも
まだ喉の痛みひかず
2ヶ月前予約した旅
かき氷を食べるだけ
インバウンド
どこを見ても
つぎは何処へ逃げよう
だれにも寄りかからず
おわりをどうするのか
生きる執着はない
相方とはすれ違うばかり
むこうはそうおもっていないだろうが
幼子3人を遺して逝ったひと
奥さんは半狂乱だったと知る
なぜわたしは
代わりに
紅い霧を纏えないのか
年下の同僚が産休に
気の利いた声なんか
かけられるものか