身内と称する中に

新たな命が増えた


娘が居たら

ともに喜べただろうか


娘の時の経験をたずねられ

ぼやけかけた記憶が

胸に抱いた熱い命が

話すうちに鮮明に

あの何にも代えられない

愛おしい葛藤の日々


この世で対義語の

生と死

生を羨み祝えず

死と再会を渇望し


実母のアルツハイマー

被害妄想が進行

顔を合わせれば

盗られた だの

なくなっただの

更に

嫁いだ時からの不平不満

挙句

こんな自分は価値が無い

早く焼かれるべきだ

流石に

娘を喪った私の前での

支離滅裂なもの言いに反論

したら

なんでそんな剣幕で話すのか?

自分の子なら

もっと上手に育てればよかったのに


後悔した

話さなければよかったと

怒りは

実母には届かない

実母ですら

娘への感情は

こんな反応なのだ

温度差を実体験した

もう話せないし

話すことはしない


生きたいと願って

愚かなわたしのもとに来てくれた

此方を駆け抜けて

逝きたいと(脳の誤作動だと)なって

そらへいった娘



だれもが等しくたどる先

苦しむ最期の末

願わくば

愛しい娘に再会を


ひきこもりは体力を削ぐ

それもいい

出かけることにしよう

何処かに行きたい



まきこまれる確率が上がるから