結局
娘と同じ精神科に時々行く
こわれた自分を自己分析できるから
今更お偉い医師の見解なぞ不要だが
受診の履歴をつくるために行くだけ
こちらの近況を尋ね
適宜処方せんを出すだけ
何も感じていないのでしょう?
クスリを出しておきながら
安堵しているのでしょう?
薬害の訴えがないことを
今また同じことをわたしにも
精神科医なんてそんなもの
もちろん
そんな時間の無駄遣いはしない
娘が
あの先生がいい
そう言ってたから
近くでランチして
トイレを借りにまた病院
暑さに疲れ
おさまるまで待合室に休みながら
見知った空間に目をやる
階段 ロビー 待合のソファ
思い出す
あと何時間後には
救急で運ばれた娘と無言の面会
受け止められない事実
すがりつき
カルテ開示請求をした
かなりの量になりそうだ
わたししか知らない
娘の足跡を
娘の苦悩を
時間稼ぎ
ふつうに逝く事ができたなら
わたしとともに焚いてくれればいい
夫から
和室の時計が止まったと
正確には
秒針だけがふるふるしてるけど
それは
娘が此方で自ら止めた時刻
なんだろう
姑のときもお盆前に同じことがおきてた
買ってきたら
うしろをベニシジミチョウがついてきた
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