ささいなことばや行動で
もたらされた我慢
積み重なったものが
ひとことで
ぱんぱんな風船を割る

とじこもって
mの名を呼び
泣き続けて
赦しを請い
此処から消えたいと
助けを請う


母親と父親の想いはすれ違う
いつもmはわたしをかばってくれた
そんな言いかたないでしょう
お父さんは何にも知らないくせに

そう
何にも知らないんだよ
mの
あのときの
いろんな




娘と父親はすれ違う
何で世の娘はお父さんをいやがるのか
本人に聞いてくれないかな
あなた達父娘にしか通じないものも
あったろうに
かなわないけど
花嫁の父をさせてあげたかった
とも






日付がかわり
mのベンチコートを着て
空を見上げた
空の上はどう?
雪で月はかくれてて
何処かの鐘が鳴ってて
ポケットにハンカチが左右1枚ずつ
mがくれたものだった
ここに入れっぱなしだったんだ


おかあさんは
ぼろ布になってしまったよ
何にも知らない
じいちゃんにもばあちゃんにも
顔向けできない




ごめんよぉ…