今週末は私の実家へ行く。

父の墓参りには毎年帰っていたのだが、実家の家に入るのは8年ぶりだろうか。

娘が生まれた事で、実家との交流が再開した。

私と母や弟妹とでは、生き方が違った。ただそれだけの事だった。互いの生活に干渉しなければ、何の問題も無かったのだが、そう言う訳にはいかなかった。

結果、一切の関わりを絶ってきた。


親の愛情など微塵も感じた事がない。

母に向かいそう言い放ったのだが、娘が生まれ、子に対する愛情がゼロだったなら、私がここまで育ってはいなかっただろうと、思うようになった。育ててくれた事を感謝した。

たっぷりの愛情でなかったにせよ、ゼロでは無かったのだと。

そうでなければ、子育てを乗り切る事は不可能だと思うからだ。


しかし、子は親の持ち物ではないという気持ちには、何の変化もない。

もちろん、娘には自分の生き方を持って、生きていって欲しいと思う。そしていつか、世界で一番好きな人と一緒になってもらいたい。

自分の事を考えると、親の思い通りにならないのが、子供なんだろうな、とは思うが、それが、私の娘への願いである。