スウェーデンの領海から聞こえる奇妙なシグナル | 世界珍ネタHunter!

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1982年、スウェーデンの領海内から不可解な水中の信号や音声を拾うようになり潜水艦や船舶、ヘリコプターまでが一ヶ月に渡ってこの謎の音源を突き止めようとたが失敗した。スウェーデン政府は、それから15年に渡って不可解なシグナルをとらえるたびに捜索に出たが、海面が泡立っているだけで、ほかにはなにも見つからない。1996年、南デンマーク大学の教授、マグナス・ウォールバーグが、この奇妙なシグナルの音源調査に関わることになった。「私たちは、ストックホルムのベルゲン海軍基地の地下にある秘密の部屋に連れてこられました」2012年、ウォールバーグは語った。「高官たちが居並ぶ中で座らされ、例のシグナル音を聞かされました。民間人がこの音を聞いたのは、このときが初めてでしょう」ウォールバーグは、よく映画などで聞かされる、潜水艦が検知されたときのピューンという音か、スクリューのノイズが聞こえるのではないかと思っていたという。しかし、実際の音は、そのいずれとも違い、まるで誰かがベーコンを揚げているいるような音だった。小さな空気の泡のようなものが水中に放出されるような音だった。ウォールバーグらは、政府が原子力潜水艦だと思い込むほどの規模で泡を発生させているものがなんなのかを、突き止める調査を始めた。そしてついに、シグナル音の正体が判明する。それはニシンが原因だった事が判明し。ニシンは浮き袋を持っていて、それは肛門の管につながっている。これは、ニシン独特のなんともユニークな構造で、ニシンは驚いたときなどに、この浮き袋を絞って縮めることができ、そのときに肛門の穴から小さな泡が出てくることがあり、これがオナラでニシンは、大きさ数平方キロメートル、深さ20メートルにもなる巨大な群れで泳ぐ。近くに彼らを怖がらせるなにか──例えば腹をすかせたサバの群れや、ロシアのスパイを警戒するスウェーデンの潜水艦がいたら、ニシンが大量のガスを発生させる可能性がある。この説を実証するために、ウォールバーグはニシンを持ち込んで、圧力をかけてみた。すると確かに音を発したのだ。海軍で聞かされた音声と比べてみると、その音と完全に一致した。スウェーデンの領土が、ロシアに侵略される脅威はなかったことがわかったのは良かったが、10年以上も魚のオナラを追いかけて、船舶やヘリを展開していたことは、なんとも悲しい事だったに違わない。