ロシア、サンクトペテルブルクのプリモルスキー地区行政は、インフラの整備は優秀なグラフィックデザイナーにCGで作って貰った方が安上がりだと考えたようだ。フォトショップで偽装されたアスファルト舗装された歩道は工事が完了したと報告して、証拠として公式サイトにその完成写真を掲載した。掲載された写真は特に問題はないように見えるが、これは現地の画像を入念に加工したものだ。この写真を見た近隣住民が、偽装された写真だと直ぐにバレてしまった。怒った付近住民は歩道の"現状"を撮影して投稿し、市民を騙そうとしたとして当局をバッシングした。付近住民が歩道の状態について市に苦情を申し立てたのは2015年3月、市当局は2016年10月15日までには修繕工事を行うと約束した。そして10月31日に工事が完了したとして、この加工写真が次のコメントと共にアップされた。「設業者からの連絡で、市が要請した例の歩道のアスファル舗装ト工事が完了しましたので写真を添付します。」
偽装に怒った市民が撮影した本物の写真によって、修繕工事などまったく行われていなかったことがバレてしまった。この話がメディアで報道されてから、市当局が市民を混乱させたことについてのお詫びを発表して、これは"過重労働"による人的エラーと主張した。市の苦情対応部門は、たった2人の人員で、毎月800件もの苦情を処理しているという。その為、修繕工事が2017年に延期になることを告知する際に職員のひとりが、建設業者がフォトショップで作成した完成予想図を、実際の完成写真だと勘違いして、誤ってアップしてしまったという。人的エラーとはありがちなことだ。当局の説明と謝罪を受け入れる人もいる一方で、当局が意図的に市民を騙そうとしたと信じる人もまだいる。
まあ、フォトショップで偽装したって、直ぐにバレてしまうから、これは偽装じゃなくて単なる人為的なミスかな・・・流石にロシア人もそこ迄馬鹿じゃないでしょう。

