中国 空母型レジャー施設 僅か2年で閉鎖中国・山東省浜州市に建てられた空母を模した観光施設が、オープン後わずか2年足らずで経営難に陥り施設が閉鎖されてしまった。2003年にコンクリート製の空母の建設に着工して、アメリカ海軍が保有する原子力空母「ニミッツ」を実物大で再現したが、当初の建築費は約4億8000万円を予定していた。その後、建築資材の価格が上昇したことなどにより、最終的に約19億2000万円を費やして完成した。2004年2月、同市観光局は企業を誘致して入札募集を行う公示を発表したが、それには「本施設は同局が責任をもって管理する浜州新区の3大プロジェクトの1つである。施設は4星ホテルの基準で建築を行い、レストラン・ホテル・アミューズメント施設・フィットネスクラブ・入浴施設などの機能を兼ね備えた高級飲食・娯楽施設である」と明記されていた。2008年の開業当初は、施設には続々とテナントが入居し、一時期は大変な人気を博して当地のシンボルマークとなった。しかし、それも長くは続かず、2010年にはほとんどのテナントが撤退してしまい、施設はすべて閉鎖され廃墟と化していた 一時とは言え開業当初は爆発的な人気があったこの施設は、何故閉鎖に至ったのか、同市政治協商会議の委員を務める王忠敏(ワン・ジョンミン)は、その大きな原因として「当初は政府もこのプロジェクトを多方面から支援し、関連企業に対しても一定の優遇をしていた。しかし、その後に政府の関心は他地域の開発に移り、支援が途絶えたからだ」と指摘する。また、最初は物珍しさも手伝って周辺住民などが訪れていたが、次第に目新しさも無く、飽きられてしまったのも原因の1つに挙げられるとした