鈴鹿8時間 市民チーム完走7月28日に鈴鹿サーキットで決勝レースが行われた「鈴鹿8時間耐久ロードレース」に、唯一の市民チームとして浜松市民有志で構成する「浜松8耐チーム」が初出場。194周、34位で完走を果たした。ホンダ、スズキ、ヤマハのバイクメーカー3社の発祥地、浜松をバイクの街として盛り上げようと「オートバイ文化発信・活性化委員会」を結成し、目標の8耐完走を遂げた川合将仁委員長(52)は「資金繰りが苦しかったが満足している」と語った。浜松8耐チームは、ヤマハの大型スポーツバイク「YZF-R1」をベースに、市内のバイク部品メーカーなどが協力して改造。浜松市章に使われている白、緑、青の塗装を施した“浜松製バイク”でコースを駆け抜けた。「一昨年、昨年の優勝チームがリタイアしたほど、運が重要となった」決勝は路面温度が想定よりも高く、転倒したチームも多かったという。さらに、レース終了間際の午後7時ごろには雨も降り出し、いったん給油とタイヤ交換を終えた後に、急遽、雨用のタイヤに交換するなど対応に追われた。しかし、天候不順を予想し、降雨時の準備はできていたため、他チームが雨への対応で出遅れる中、36位から34位まで順位を上げた。ただ、レースにたどり着くまでは苦労の連続だったという。3月に委員会を立ち上げたばかりでチームの知名度はなく、市から資金的な支援を受けることができたものの協賛企業が集まらず、資金繰りは困難を極めた。市内でバイク部品販売業を営む打越貴浩さん(39)は、市内のデザイナーらと協力して、チームのロゴマークを作製するなど、チームのブランド力向上に努めた。ロゴマークは浜松まつりの凧(たこ)をモチーフに、ホンダ、スズキ、ヤマハのイメージカラーとして青、黄、赤の3色を使ってデザインした。チーム関係者は、来年度は知名度も上がることから資金繰りが容易になることを期待している。川合委員長は、初年度は目標を達成したことから、来年の大会では、「197周、20位台を目指したい」と意気込みを語った。今年は観戦に行けなかっただけに、来年は行ってみたけど、熱さは大丈夫なのか・・・。