WBC日本VS台湾戦のエピソード | 世界珍ネタHunter!

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震災から2年を迎える頃・・・。一人の日本人がツイッターにこうつぶやいた。

「WBC、日本は初戦が台湾に決定。この試合を見に行かれる方、先般の東日本大震災への台湾からの多大な支援のお礼の横断幕やプラカードをお願いします。WBCを通じ、日本と台湾の信頼関係を深め、私達が本当に台湾に感謝している事を伝えて下さい」


台湾からの多大な支援。意外と知られていないが、震災で200億円を超える義援金と、400トンもの援助物資を送ってくれたのが台湾だったし、震災の翌日に世界のどこよりも早く救助隊を派遣してくれたのも、また台湾だった。

「そんな台湾にお礼をしよう。」

WBC日本台湾戦の2日前にそう呼びかけたツイッターは、瞬く間に日本中に拡散した。そしてその展開は日本だけに留まらなかった。台湾に感謝を示そうとした日本人の心が、翌日には海を越え、中国語に翻訳されて拡散され、台湾の人をも動かし始める。台湾の街角でも、何人もの人が中国語に訳されたあのツイートを。こうして広がっていったやりとりは、台湾のマスコミにも取り上げられ、多くのことに知られることになる。ただ、この時すでに来日していた台湾の選手たちは、残念ながらこうした盛り上がりを知らない。結果的には彼らにとってWBCの日本戦はあまりに特別なものとなり、台湾と日本との切っても切れない縁で結ばれたスポーツとなった。
そもそも野球は日本が台湾を統治していた時代に持ち込まれたものだった。多くの日本人が台湾野球の発展にも力を尽くしていた。そんな日本は台湾の野球人にとって、常にその背中を追いかけてきた父のような存在だった。今年のWBCでは、各地で大型のパブリックビューイングが催され、2,300万人の人口の半数を超える1,200万人が観戦したと言う。試合当日、スタンドにはツイッターの呼びかけ通り、

「台湾に感謝」と書かれた色とりどりのプラカードが・・・・。


それが1枚や2枚では無く、プラカードの存在に球場で初めて気づいた台湾選手達。その名勝負は夜23時半を超えても決着がつかず、いつしか敵と味方という立場も超えて、球場を一つにし、東京ドームにはウェーブが起こる。試合は10回表ついに日本が逆転し、勝利したが、これで物語は終わらなかった。日本の地上波では放送されなかったシーン、喜びを爆発させる日本代表選手の後ろで、ベンチを出て行く台湾代表選手達。彼らは全員でマウンドに向かうと、
360度、スタンドの全方向に深々と一礼をします。


「ホームグラウンドでもない私達を日本のファンは応援してくれる。…それに感謝したい」


その姿に観客から惜しみない拍手が贈られた。
がつかず、いつしか敵と味方という立場も超えて、球場を一つにし、東京ドームにはウェーブが起こる。試合は10回表ついに日本が逆転し、勝利したが、これで物語は終わらなかった。日本の地上波では放送されなかったシーン、喜びを爆発させる日本代表選手の後ろで、ベンチを出て行く台湾代表選手達。彼らは全員でマウンドに向かうと、
360度、スタンドの全方向に深々と一礼をします。


「ホームグラウンドでもない私達を日本のファンは応援してくれる。…それに感謝したい」


その姿に観客から惜しみない拍手が贈られた。



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