最後の晩餐に隠された事実・・・ | 世界珍ネタHunter!

世界珍ネタHunter!

平凡な毎日を珍ネタで生活に潤いを・・・?

最後の晩餐は、キリストが受難の前夜に12人の弟子達と共に行った晩餐を描いたものと言われている。ミラノのサンタ・マリア・デレ・グラチェ修道院の壁画の依頼を受けたダビンチは、先ずは絵のモデル探しを行った。モデル探しは11人の弟子に関してはどうと言う事はなかったが、最初に描いたキリストと最後に描いたユダのモデルは彼なりに、苦労していた様だ。最初にキリストを描こうと決めたダビンチは、兎も角、品角に溢れ、慈愛に満ち、尚且つ高貴で気高い雰囲気のモデルを捜し求めた。モデル探しをしていたそんな中、神学生の中にダビンチの目に適う美しい人物を苦労の末に見付けだした。早速ダビンチは、その学生をモデルにキリストを描き制作は順調に進み、11人の弟子達の絵が終わり後はユダを残すばかりだが、中々そのモデルが見つからない。キリストの弟子でありながら、僅かのお金のためにこれから主を裏切ろうとしている、卑屈で人品も卑しい醜悪さがその顔から滲むようなユダ・・・。キリストのモデル探しの時と同様に、町の市場や人の集まりそうな場所を捜し歩く日が続いた。そんな時、ダビンチは見るからに身なりも貧しく薄汚れ、品性のかけらも感じられない醜悪な顔。その目は濁り、荒んだ生活と心の貧しさ、卑しさを語っているような1人の男を遂に見付け、ダビンチは迷わず彼にユダのモデルを依頼した。モデルを見付け、ユダの絵が完成した時、その男がダビンチにこうきりだしました。

「先生。僕をどうもお忘れのようだったので黙っていたのですが、僕が誰かお分かりですか?」

「誰だったかな?以前に会ったことでもあるのだろうか。」

とダビンチは答えた。するとその男はこう言った。

「僕ですよ。ずっと以前にモデルを頼まれたではありませんか。」

そう言われてもダビンチには思い当る人物は居ない。思い出そうにも全くその顔に見覚えが無い。尚も首を傾げていると、

「僕ですよ。僕!以前先生のご依頼でキリストのモデルになったではありませんか。」

そう言われた時のダビンチの驚きは計り知れなかった。目の前に居る、見るからに卑しいユダのモデルをした男は、以前ダビンチがユダとは正反対のキリストのモデルをした人物と同一人物だった。以前は聖職者を目指し、神学校に通う真面目な学生だった美しい男は、遅筆で知られるダビンチが、製作に年月をかけて壁画を描いている間にすっかり身を持ち崩し、その荒んだ生活から人相までもが全く別人のように変わり果てていた。図らずも全く相反する特徴のキリストとユダのモデルを、全く同じ人物がつとめる事になった皮肉に、ダビンチは大きな衝撃を受けたと言う。




      $世界珍ネタHunter!