中国国内の大気汚染の元凶は日本!? | 世界珍ネタHunter!

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とある中国人は、「大気汚染は日本の問題だ」というテーマでブログを書いている。中国では現在、北京を中心に猛烈な大気汚染が広がっており、死者まで出ている状態。原因は言うまでもなく中国政府にあるはずだが、それが「日本のせい」だと主張している。近年の中国では科学技術の発展により、工場や発電所で発生する汚染物質は年々減少していると主張し、「今年、中国国内で発生した汚染物質の量は、昨年より減っている。では、なぜ大気汚染が起きるのか」と問いかける。その答えは気象の変化にあるという。2012年の気候が例年と比べて異常であったと指摘し、その結果「日本からの気流がシベリアへ抜けず、濃霧となって中国へ流れて来た」という。日本からの気流に汚染物質が含まれており、「汚染物質はすべて日本から流れて来たものである」と断言する。中国は被害を受けているのだという内容だ。こうした“事実”は一般庶民には隠蔽されているのだという。日本は震災以降、国際社会での発言力を増しているため、国際世論を見方に付けていると指摘。日本の世論工作により、国際世論は騙されていると言いたいらしい。その上で、「西洋社会は中国を悪魔化しようとして『北京咳』などと名付けているが、本来は『日本咳』と呼ぶべきである。日本の責任だ」、「汚染物質の発生源をはっきりさせるべき」などと提唱した。

愚説を唱える前に偏西風(ジェット気流)と気象の関係を勉強すべきだろう。敢えて説明するならば、偏西風とは中緯度においてほとんど常時吹いている西寄りの風(西から東へ吹く気流)のこと。地表付近においては亜熱帯高圧帯から極側に吹き出す風がコリオリの力によって東向きとなり偏西風となる。偏西風が強い地域は低気圧が発達し易く、偏西風の位置の季節変化は梅雨の原因の一つとされている。更に赤道と極の温度差が大きくなると偏西風は南北に蛇行するようになる。この蛇行を偏西風波動と言い季節により中緯度高圧帯の範囲は移動するので、偏西風域も移動する。偏西風波動は中緯度における赤道と両極の間の熱輸送を担っており、低気圧や高気圧の盛衰を支配している。偏西風の蛇行が大きくなるとブロッキング現象が発生し異常気象をもたらすことがある。
中国人の主張する愚説が余りにも事実を無視し過ぎてしまって、却って自分自身の無視さ加減を世に知らしめてしまっている。環境問題を提議する事は良いのだが、事実を捻じ曲げずに十分な知識を持った上で論説してもらいたい。




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日本のおかげで中国国内の環境が悪化してると主張する前に、ファーストフード店で自分が食った物位はちゃんと片付け他方が良いだろう・・・。

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