メイドインジャパンの落日・・・長引く不況と円高、何より低コスト化が進んだ結果、国内市場における国産比率は1990年からの10年で50%から20~30%台と低下し供給部品は国境を越えて、製造している。電装部品、スイッチ類も台湾を筆頭に中国・タイ、マレーシアの他、トルコ製等で製造され、むしろ純粋な100%日本製は皆無。部品は国際協調生産の下、分業化が進んで、既に単一車体で純国産車は既に存在しない。元々購入する者からすれば、品質が良くて当たり前のことと思われているが、生産現場ではこの要求に応えるために品質管理がより重要となり、品質至上を原点としたり、企業理念として掲げている企業が多数ある。戦後ウィリアム・エドワース・デミングが提唱するSQC、TQC、QCが国内に導入されて日本の風土に定着し品質の向上に貢献しメイドインジャパンが高性能、高品質とのブランドととして世界で確立したのたが 、円高で海外工場へ生産拠点を移設した場合、工場作業員に対して統計的プロセス制御技法を指導していているが、彼らが1万個生産した内の1個の不良品が不良じゃないとの概念、つまり安ければ品質を落としても良いとの考えを捨て去り本当の意味で理解して独自にQCが出来る様になり産業の独立化を果たそうとしたら、日本は窮地に立たされるかもしれない。そして現在の日本経済の停滞理由は、日本式経営ではなく、やみ雲に欧米式の経営スタイルに飛びつきリストラ策として不採算工場の閉鎖や大量失職者を招いた事と長引く不況による技術開発資金力の減少も影響する。