ファルコラスティコ | 世界珍ネタHunter!

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第26回東京モーターショーに、突如として現れて話題をさらったのが近未来デザインのファルコラスティコだった。この車両ではTOHC(トリプル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)で前後シリンダーの排気バルブに各1本の計2本のカムシャフト、そして前後シリンダーの吸気バルブ用カムを共用するカムシャフト1本が中間に位置していた。車体構成は油冷4サイクル スクエア4気筒500ccエンジン自体を主たる強度部材とし、前後スイングアームサスペンションセンターハブ油圧パワーステアリング機構が直接エンジンに取り付けられていた。更に駆動方法も従来のチェーン駆動では無くチェーンレス液圧駆動システムとなっていた。チェーン駆動では騒音やオイル補給やチェーンオイルの飛散というデメリットがあり、シャフトドライブでもスロットルののON/OFFに際してよじれが発生し操縦性に影響を与えるデメリットがあった事から駆動力を液圧で駆動すればこれらのデメリットはすべて解消されると考えられて採用された。画期的な駆動方法ではあったが油圧ポンプによって発生す圧力損失の大きさは半端ではなく、油圧ポンプの駆動音もチェーンより大きかった。操舵系に用いられたハブステアは、操舵、前輪保持、サスペンションの働きを分散できるためサスが沈んでもキャスター角やホイールベースの変化は小さく抑えられるのでアンチダイブノーズ効果が事から高い事から採用されたが、ホイールハブ部分の荷重が掛かり過ぎてしまい部品寿命が短い事とタイヤの操舵角が狭くガングリップタイプのハンドルを前後に操作することで電子制御された油圧により、シリンダー部のスピンドルが伸縮してステアリングする機構そのものが操作し辛かったという。ブレーキはグリップ部に設置されたスイッチを押す事でドラム内のパウダーに電流を流して抵抗体とする電磁パウダーブレーキを採用していた。1985年に登場したファルコラスティコは当時、10年後の1995年のバイクの姿として発表されたが、残念ながら現実の物とはならなかった。




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