不妊治療と8つ子スキャンダル | 世界珍ネタHunter!
2009年1月にアメリカ カリフォルニア州に在住するナディア・スールマン(Nadya Suleman)(33)が、8つ子を出産した事で世論は「心温まる話題」として捉えていた。しかしその詳細が判明するにしたがい世論は8つ子を出産した彼女への非難に変わった。それと言うのも彼女は今回の出産の前に、すでに7歳を年長とする6人の子供を体外受精(IVF)によって出産したシングルマザーであったのだ。しかも、14人の子供たちと共に母親の実家で生活し、無職でありながら州から毎月約2300ドル(約21万円)の生活保護を受けているほか、生活困窮者に対する毎月490ドル分の食料配給券も受け取っている。そして以前に体外受精で出産した6人の子供のうち、3人の子供に障害が認められ、一人につき600ドル(約5万円)、3人で1800ドル(約16万円)の障害児のための受給金も受けとっている。更に8つ子を妊娠する前に自身も精神病を病んでいた事から、167万ドル(約1500万円)の精神病患者用の助成金を受け取っていた事実だった。しかし、この事実は一緒に暮らしている筈の実母にさえ、一言もそのことについて話されなかった。8つ子を出産後の彼女は14人もの子供の育児の為に募金を呼びかけるウェブサイト「世界中から愛と祈りが私たちに届いていることを感謝します。8つ子が2009年1月26日に誕生しました。みんな健康で日増しに力強く育っています。」
(問題のサイトには、八つ子の新生児の写真と名前、体重の他、募金の方法やギフトの送り先の住所とが書かれていた。)
を立ち上げたが、彼女自身が無職でありながら国から高額な金額を手にしてる事実をマスコミによって報道されるとたちまちの内に問題のサイトに非難が集中し炎上する事態となった。もっとも既に6人の子が居ながらにして、不妊治療を受けた事に問題がある訳だが、それにも関わらず高額な生活費を国から貰っているのにネットで募金を呼び掛けた事実に非難や中傷のメールが彼女に殺到するのも当然だとしか言えない。
彼女への体外受精を担当したのは、不妊治療で有名なイラン出身のマイケル・カムラバ医師(57)。米生殖医学会では35歳未満の母体に戻す受精卵は原則2個以下、40歳以上でも5個までとされているが、今回カムラバ医師は彼女が希望する6個の受精卵を子宮内に戻した為、同医学会の指針に違反した疑いもあるとされた。

