皆さん、頑張ってますか?
若ジィは頑張ってません。
そもそも『頑張る』が分からない。
若ジィはある意味惰性の生き物です。
頑張るとは?
「ある物事に対して一途に取り組みやり遂げる事」
そんな感じのニュアンスで受け取られていますかね?
ようは一所懸命って事になるのかな?
ふむ。
頑張った事無いから良く分かんないや。
どうして頑張った事無いのか。
何かに集中して取り組んだ事はあります。
熱中して時間を忘れるとか。
これを書いてるのもある意味熱中してるようなもの。
でも、頑張ってるかと言えばそうじゃない。
二十台半ばの頃。
母がパーキンソン病でプチ介護が必要でした。
介護というか介助かな。
家族の飯作ったり、洗濯とか食器洗うとか家事的な事もやって、もちろん買い物とかもね。
半分くらい主夫ってました
それが三十台後半くらいまで何やかんやで続きます。
その後今度は父が癌で介助対象に。
こっちは入院期間もあったし兄弟も何やかやとやってくれたので楽でした。
で、そんな若ジィに、ご近所さんの評価は「良く頑張っている」的なものでした。
正直そんなん言われても「別に?」としか思いませんでした。
好きでやってた訳じゃないですが、適材適所的にやらんといかんかったのでやってた、が正解。なので頑張ったとは思ってません。
良く言えば「しゃーなし」です。必死こいた訳でもないですし。
これが好きな事ならどうなのか。
好きな事でプロになりたいと一所懸命に努力する。
そんな人を見て「頑張ってる」と言うけれど、若ジィが思うに「好きな事してるだけでしょ」としかならない。
そりゃぁ好きな事ばかりはやってられない。嫌な事でも我慢しなきゃいけない事だってある。それでも懸命に望みを叶えようと必死こく。それはある意味当然で、でもだからって頑張ってるのとは違うと思う。
だって好きだから。
頑張る…頑なに我を張る。意思を貫く。気持ちを張り続ける。
そんな感じ。
つまるところ無理してる状態。
だから言いたい!
「頑張らなくていい」と。
確かに頑張らなくてはいけないシーンもあるだろう。
でも、だからって頑張る事が良い事だとするのは違うと思う。
「俺頑張ってる!」とか何とか言う人がいる。
正直「余裕だな」としか思えない。「本気で頑張ってる人はそんな事思えもしないだろうに、何を頑張っているのやら」と少し呆れる。
今、本気で頑張ってる人はもう頑張ってる。頑張ってる事にも気付けずに頑張ってる。
「頑張れ」は声援にならないと、若ジィは思てしまってます。
昔ラジオで「マラソンランナーに「頑張れー」って言うじゃない? でもあの人達ってもう頑張ってるじゃない? しかも頑張れって突き放してるみたいで嫌なんだよね。だからこう言う事にしてるんだ。『頑張りましょう!』って。俺も頑張るからって意味で。寄り添ってる感出ない?」とか。
当時の若ジィは素直になるほどって思いました。
まぁ、今はこれもなんか違うなと思ってますが………。
こんな感じで頑張るって言葉をあまり使わなくなりました。
皆さんは頑張ってますか?
何を頑張ってますか?
それはそこまでしないといけない事ですか?
時には大きく息を吸って気持ちを楽に、頑張らない時間を作ってください。
頑張る=無理してるって事なので。
御一読多謝m(__)m