こんにちは!塩見典子です。
今日は、「学習効果を高める出会い方」についてお話ししたいと思います。
もっと変化したい、成長したい、もっと沢山の自分や世界に出会ってみたいと思う時、私たちは新しい勉強を始めてみたり、新しい環境に身を置いてみたり、新しい人間関係を結んでみたりします。
その中で、満足のいく変化を得られる場合もあれば、期待を裏切られる事もあります。
この新しいチャレンジの中で、より沢山の出会い、沢山の学びを得る為にはどうしたらよいのでしょうか。
それにはちょっとしたコツがあるのです。
それは「5才の子供の心」です。
5才の子供は自分が知らない世界に対して、好奇心を持っています。
子供たちはどんな所にも発見を見つけ、大人顔負けのクリエイティブを発揮します。
私たちも数十年前はお母さんの胎内にいましたよね。
真っ暗な羊水の中で十月十日を過ごし、それまでとは全く違う光の溢れた世界へ生まれてきます。
赤ちゃんは見るもの、聞くもの、触れるもの、初めての出会いばかりですが、その出会いを楽しみながら毎日毎日新しい気付きや感動を蓄積しています。
しかし、大人になるにつれて観点が固定されていくと、だんだん自分が知らない世界に出会う事に不信や不安、警戒心を抱くようになります。
例えば、自分の知っている世界を肯定する内容であれば受け入れる、自分が知っている世界と違う内容であれば受け入れない、又は、自分が聞きたい事(期待する答え)は聞く、それ以外の答えには関心を持たない、という状態になってしまいます。
その状態では、いくら新しい環境に出会っても、自分の判断基準・固定観念をより強固にするだけで、新しい世界には出会えないのです。
出会う時の自分自身の在り方が大きく影響を与えるのです。
知らない世界、新しい出会いにワクワクする5才の子供の心で出会ってみれば、さっきとは違う世界が目の前に広がるでしょう。
塩見典子