生き方の質を高める‘主語の変化’ | のんコ* ジャパン

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いつもありがとうございます!塩見典子です。人生は一本の映画のようなもの。観術に出会い 人間の無限の可能性と尊厳性・日本のミッションを確信し、和心で世界を結ぶ基軸教育を日本から発信する JAPAN DERAMに取り組んでいます。 〜ご縁に感謝して〜

こんにちは!塩見典子です。


皆さんは毎日、何の為に生きていますか?


人生を砂時計に例えるなら、一日一日命の砂が落ちていきます。
二度と来ない今日という一日を、皆さんはどの様に生きたでしょうか。


不平不満を言う為に生きたのでしょうか。
挫折や絶望の為に生きたのでしょうか。
憎み、争う為に生きたのでしょうか。


それとも、感謝感動に溢れて生きたでしょうか。
やる気と希望に満ちて生きたでしょうか。
慈愛と共創の為に生きたでしょうか。


ただ何となく昨日と同じ一日を生きたのでしょうか。
昨日よりも進化した今日を創造できたのでしょうか。


より質の高い人生を構築する為に、何が必要なのでしょうか。


人間と動物の大きな違いは‘考える事’です。


人間は言葉を使い、考え、意思疎通を図り、個人の枠を超えて協力関係を結べるようになりました。その結果、動物には出来ない文化文明を構築し、人間が地球を統治しています。


この‘考えの質’が、時代の質を決め、人生の質も決めるのです。

では、何が‘考えの質’を決めるのでしょうか。

それは如何に多くの人達に「共有共感」出来るか、なのです。


人間は一人では自然環境や動物に勝つことが出来ませんが、協力関係を結び連帯することによって、自然環境を編集して人間に住みやすやすい物質文明を創ることに成功しました。

より多くの人たちと共有共感出来た考えが、新しい未来を創ってきたのです。


現代も、今の時代を生きる70億人が「そうだね!それが良いよ!」と共感する考えが共有できたなら、時代の流れはその考えに沿って流れるようになるのです。


では、どうすれば、70億人が共有し共感することが出来る考え(アイディアや夢、価値観など)を生み出せるのでしょうか。


その為には、考えの基準点、主語の変化が必要なのです。


例えば、以下の二つの考えには大きな違いがあります。


A 「私はどう生きるべきなのか?」


B 「人間はどう生きるべきなのか?」


A 「私はどう生きるべきなのか?」は、考えの中心(主語)が70億人バラバラの特別な個人です。残念ながら、一部の人に共有する事は出来ても、多くの人に共有共感しにくい考えです。


B 「人間はどう生きるべきなのか?」は、考えの中心(主語)が人類全体、共通の個人です。多くの人に共通し、共有共感しやすい考えです。


70億人バラバラの特別な個人から出発した帰納的な考えは、条件状況によってコロコロと変化してしまう考えなのです。


地球上に生まれた共通の個人がどう生きるべきか、この時代に生まれた個人がどう生きるべきか、この時代・日本に生まれた個人がどう生きるべきか、共通の個人から出発し、演繹的に考える時、条件状況によって変化しない一貫性のある考えを生み出せるようになり、より多くの人の共感共有を得やすくなります。


また、一貫性のある考えには蓄積が起こるようになり、人生の全てが学びに上昇するようになるのです。

主語を変化させて考えることにより、生き方の質を上昇させましょう!


塩見典子