さみしい時代にさようなら | のんコ* ジャパン

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いつもありがとうございます!塩見典子です。人生は一本の映画のようなもの。観術に出会い 人間の無限の可能性と尊厳性・日本のミッションを確信し、和心で世界を結ぶ基軸教育を日本から発信する JAPAN DERAMに取り組んでいます。 〜ご縁に感謝して〜

最近、身にしみて想ったことがあるのでシェアします。



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ものすごく急いでいる、朝。


通勤ラッシュの中、ホームに立っていると、電車が止まることがありませんか?



「只今、○○でおこりました、人身事故のため・・・」



このアナウンスを聞いて、ホームにいる多くの人たちが思うのです。



「この忙しい時間に・・・」



「もう少し、遅い時間に止まればいいのに・・・」





しかし、もし、線路に飛び込んだのが、自分の父親だったら、どう思うのでしょうか。



「この忙しい時間に・・・。」 とは、思わないですよね。


「なんで、こんなことになってしまったのか」「なぜ、もっと早い段階で気づかなかったのか」と思うのではないでしようか。



日本国の自殺率は10年間連続で3万人を超えました。


その背景には、自殺願望を持つ300万の人がおり、30%の人が実行に移り、10%の人が自殺に成功すると言われています。


そして、その自殺する人に対して、「この忙しいときに」、と多くの人が思うのが、現在の日本社会の意識レベルではないでしょうか。



10年前には考えられなかった事件が、当たり前になり、「また、事件がおこったな」と思う。


しかし、これもまた、自分の親族が被害者であれば、どのように受け止めるのでしょうか。


また、親族が加害者であれば、どのように受け取るのでしようか。



それぞれが自分のことばかりを考える現代社会。

状況が変われば、いつでも立場が逆転してしまう、競争社会。


利己主義の頂点にある社会の上で、継続的な個人の幸せ・平和・安全・安定はありえないのではないでしようか。


こんなに淋しくてせつない時代を、早く卒業したいと心底思いました。


さみしい時代よ、さようなら


誰も、一人だけで泣かなくていい時代になるように


お互いがお互いのことをおもえる、人間らしい社会を、一日も早く築きたいと思いました。




4次元思考よさようなら、


5次元思考、こんにちは。