娘のバレエの発表会がありました。

我が家は二世帯でもない完全なる同居です。
毎日おじいちゃんおばあちゃんもいて、毎日何があるのか自然に情報は共有されます。

娘や息子の行事には全然興味がないおじいちゃん。
少しだけ興味はあるけれど、おじいちゃんと行動する事を最優先させるおばあちゃん。おじいちゃんが行かない行事には、おじいちゃんを置いて出かける事は絶対にありません。

この事はわかっているから、私はこんな行事があるよ、とはお伝えしますが、特に一緒に参加して欲しいとは思わないし、誘うこともほとんどありません。

それとは間逆のうちの実家のジジババ。自分の予定なんか全部反故にしても孫最優先。駆けつけたがります。

なので、うちのジジババたち来ると、あわててじゃあ私たちも…という感じで参加したりします。たまに。笑  色々理由をつけて参加しないことの方が多いです。

今回はジジババは来ない(先月他の行事に来たから)。

そしたら急におじいちゃんが騒ぎ出しました。

「私は病院にこないだの検査の結果を聞きに行かなければならないから、バレエは見に行けない。」

何日か前まで、バレエの発表会見に行けるかしら?なんて話していたおばあちゃんも
「おじいちゃんが病院行くならついでに私も病院行くわ。」


…この辺りからなんだかものすご〜〜くザワつきだした私の中の何か?

なんだろう…(*゚▽゚*;)何が出てくるの?イライラするわぁ……

「そもそも誘ってないし、孫の行事興味がないなんて言えないから何かにつけて理由付けてる感満点だし、しかも、バレエみに行きたいなら午前中にとっとと行ってくればすぐ終わるべ。バレエは午後2時からじゃイラッつーか、バレエみたいなら今日わざわざ行かなくても、平日なんぼでも行けるべ?昼くらいで帰って来る日いっぱいあるじゃんえー」という思いが湧き上がってきてムカムカ。

畳み掛けるように娘におじいちゃんが言う。

「おじいちゃん病院行かなきゃ行けないから。バレエ行けないけど、がんばるんだぞ。みたかったけどな。病院だから。」

つい言っちゃったよね。

「バレエ2時からだよ。来たいなら間に合うんじゃない?」

「いや、病院めちゃくちゃ混むから。こないだも最低2時間は待ったから。」

どんだけ混む病院だよ。今8時だぞ。検査結果を聞くだけだぞ。9時に開いて最低2時間待ってもおつりくるわ。

結局私たちが出かける直前まで2人でのーんびり過ごして、ゆっくりシャワーに入って11時半に出かけて行きました。…(*゚▽゚*)午前中の受け付け終わってね???意味わからない。謎すぎる。

バレエみたかったけどな。頑張るんだぞ。最後まで言い訳の捨てゼリフみたいに言って去って行きました。

朝からザワザワしていて、イライラがMAX。ちょっとした事で怒ったりする私に夫もびっくり。

「どうしたの((((;゚Д゚)))))))?」

そりゃそうだ。笑

「ごめん(꒪⌓꒪)なんかざわついていて…」

としか説明できない私。そりゃそうだ。笑

そもそもおじいちゃんたちが来るなんて期待していなかったのに、つーか来たら来たで、席を確保したりめんどくさいのに、なんでこんなにざわついてなきゃいけないの?

子どもたちや夫とはイライラしつつ楽しく過ごしていましたが、ずっと引っかかっていました。

フォーカシングもバレエのリハーサルみながら一人でやってみたけど、出て来るのはおじいちゃんの言い訳の矛盾の文句ばっかり。

うちのジジババはお前と違うもんね!とかってゆう低レベルな負け惜しみみたいな文句w

あー、わかんない。実はこのザワザワ、行事があるたびにおじいちゃんの言い訳を聞くたびにあります。もーなんなんだー。わからーん。もやん。もやん。頭がもやん。

結局、おじいちゃん、1時くらいに終わり、1時半におばあちゃん迎えに行かなきゃいけないから(その足で来たら間に合うよ)と夫に伝えたそうです。

バレエが終わって帰ると、病院はすごく混んでいて大変だったと苦労話を聞かされ…うぐぐ…。

なんなんだー。もう。と、くるくる一人でしていたら、お風呂の時間。

今日は珍しく夫が子どもたちをお風呂に入れてくれたので一人で入ることができました。

なんなんだー。なんなんだー。いったいなんなんだー。と、いつの間にかまた一人でフォーカシング。今度は顔をマッサージしながら。目の周り、眉間、ギューギューグリグリ。いててー。あぁ、こんな所がいたいんだなぁ。あ、ここの皮膚が固い。ここはゴリゴリする。なんて。ついでに頭も、グリグリ、ゴリゴリ。マッサージ。シャンプー、洗顔、マッサージ。

こんなに丁寧に自分の顔と頭をマッサージしながら洗ってお風呂に入ったのはなん年ぶりだろうおねがいキラキラすごくすごーくさっぱりキラキラ

んで、末っ子を寝かしつけに布団に入ったら、耳からお湯がてろんとたれた。その拍子に、

「子どもに適当な事を言ってごまかす大人は大嫌い。私は見抜いてるんだ。お前の本心を。偉そうにしやがって。」

って来たよ。ついに出てきたよ。

ばーーーん!!!

小さい私だ。小さい頃のムスッとした私がついに出てきた。

大人は適当な事を言って私をごまかそうとする。私はそれが嘘だってのは百も承知。偉そうな口聞くんじゃねえよ、嘘つきが。しかもそれを嘘だって言ったらすごーく怒ったり泣いたりしてさらにごまかして無かった事にするんだ。だから、それ嘘だって知ってるけど、ムカつくけど、我慢しなきゃならないんだ。そうなんだって聞いてなきゃいけないんだ。大っ嫌い!大っ嫌い!大っ嫌い!!!

(^◇^;)…えらいの出てきたな…笑

その抑圧、しんどかったろうなぁ。よく我慢してたなぁ。しかし小さい私、賢いなっ♪なんて褒めてみたりしたら、ニヤリって笑って溶けていきました。あ、違うかも。また穴に戻っていったって感じ。またなんかあったら暴れるぜって感じ。笑
またおいで〜。なんて声をかけてみたら、ポロンて涙が少しでました。

少しずつ、少しずつ、ぴょこん!と出てはニヤリってしてまた隠れて。そうやってちょっとずつ私に溶け込んでいけばいいんだな。

おじいちゃんにムカついていたんじゃなく、あの頃の理不尽な大人にね…。顔と頭のマッサージで出て来るなんて思ってもみなかった。笑

ああ、今日のも長いわー。

お付き合いありがとう爆笑