カシオペアの丘で
久しぶりに舞台を観に行きました。
重松清原作の「カシオペアの丘で」を戯曲化した作品です。
演劇集団「円」という、橋爪功さんや、
味のある実力派の役者さんが揃っている劇団、
今回は若手の役者さんが多く出演してました。
7年前の「日米交流150周年記念事業」のアメリカ公演中、
ずっと同室でお世話になった、岸昌代ちゃんが出演というお便りをいただき、
昨日の千秋楽に観ることができて良かったです。
この作品は様々な人間関係が凝縮されてました。
家族、夫婦、友情、生と死。
初めは少し重い内容かな?と思いましたが、
じわじわ心に浸透してきて、深い感動を与えてくれました。
人は成長すればするほど、色々な問題に突き当たり、
何かを背負って生きていく運命ですが、
大切な人が横にいれば、乗り越えられるし、克服できる。。
力強いメッセージをいただいたように思いました。
役者さんの演技もわざとらしさがなく、その人本人に見えてリアル。
すんなりバックグラウンドが想像でき、奥行きを感じました。
カシオペア座は秋の夜空にM字に瞬く星。
今度見てみたいな。