秋立ちぬ
頬にあたる風が
やっと秋の深まりを感じるこの頃ですね。
お元気ですか?
22日、今日が映画「秋立ちぬ」(成瀬巳喜男監督)
in銀座シネパトスでの最終上映なので、
飛んで観に行ってきました。
1967年の作品、出演者は乙羽信子さん、夏木陽介さん、菅井きんさん他
まさに「ALLWAYS三丁目の夕日」の時代で、
各シーンの情景が素晴らしい。
主人公の少年は未亡人となった母(乙羽さん)の出稼ぎの為、
長野から東京に上京、親戚の家に預けられ、
母は旅館に住み込みで働き、
なんと・・お客さんといい仲になり駆け落ちしてしまうのです。
孤独になった少年を、
八百屋の従兄(夏木さん)が清々しく少年を優しく包み込み。。
ハッピーエンドかと思ったら、
母戻らず、仲良しの少女はお引っ越し。
哀愁のラストが意外性があり、ある意味衝撃的で新鮮。
でもこの展開はやはり物悲しく、
複雑な心境になってしまいました。
少年よ、頑張れ。
明日からはガラッと変わり「ゴジラ」
「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」の上映になりますよ。(^^)/