「黒帯」
試写会で「黒帯」という映画を観ました。
物語は昭和初期、古くからの伝統空手を未来に伝える3人の男がいた。
師の急逝により、継承の証「黒帯」が3人の手元に残される。
その時彼らの武術に目を付けた憲兵隊は軍力に利用しようとし合流を命ずる。。
空手は争うためにあらず・・師の教えを頑なに守る義龍、
強さを手に入れるため次々と勝負を仕掛けていく大観、
激動の時代に翻弄されながらも、真の強さを求め葛藤し、
自分の信じる道を突き進んでいく。。
主役の3人は俳優ではなく本物の空手の武道家です。
一つの道を極めた方は素晴らしい!物凄い存在感。
気迫があり、演技もストレートで余計な芝居をしないので、心に伝わってくるのです。
師の夏木陽介さんもピッタリのはまり役で画面がしまり、とても素敵でした。
この作品にはいい「気」が流れています。
観終わった後、清々しい何ともいえない心地よい気持ちになり、パワーをいただきました(^-^)
2007年モントリオール映画祭正式招待作品。
10月13日(土)より銀座シネパトスで公開です。お薦め!(^^)v