2020年 半年ぶりの画像検査結果です。

 

 7月28日骨シンチ

   ・Th11椎体への集積に明かな変化は認めない
    その他の骨への集積は減 弱しています。
     BSI 0.07→0.11
   ・両側腎への集積+

 8月3日 CT

   ・前立腺は、高度萎縮しており、前立腺内に明かなmassは  指摘できません。
   ・後腹膜、腸骨動脈領域に明かなリンパ節腫大は認めない
・infrarenal adominal aorta (腎動脈下腹部大動脈)の軽度拡張を認める.わずかに増大傾向か(最大短径34mm→36mm)
・肝S5に小さな嚢胞を認めます
・胆嚢底部壁は肥厚している
・膵、脾に著変ありません
・両側腎にcyst (嚢胞)を認める
・c6,Th11, 仙骨に不均一なsclerotic change(硬化性変化)を認める
・椎体では硬化がやや進んでいる
・甲状腺はびまん性に腫大している.気管はやや右方に偏位して、内腔もわずかに狭小化を認めます.前回と変わりなし
・両側肺野に明かなfocal lesion(病巣)  は認めない
 縦隔リンパ節の明かな腫大は認めない

  前立腺癌;高度縮小維持
  多発骨転移;  硬化進行
  びまん性甲状腺腫
   AAA(36mm)

 8月18日 MRI 

  ・前立腺は、前回と著変ありません
・Th10、11、12 spineにVIVIDでhight intensityを呈する
 bone lesionは変化なし。
L4仙骨のVIVID高信号病変は、はっきりしません.
・明かなリンパ節腫大は認められません。
・甲状腺のびまん性腫大を認める(変化無し)
・左上顎洞の粘膜肥厚、粘液貯留は軽快しています。
・両側腎嚢胞あり
・肝に小嚢胞あり
・肺嚢壁は軽度肥厚が認められます
・他の腹部臓器に明かな異常は認められません。

 前立腺癌:縮小維持
多発骨転移: Th12,   10, spine :不変
びまん性甲状腺腫;著変なし

 

骨転移はあるのですが、心配していた他臓器への転移はありません。

特にこれといった体調変化も無く、概ね良好と思えるのですが

PSAは上昇を続けております。

 

PSA 3.466(7月21日 2.389 +1.077)

 これがクセモノ。イクスタンジを飲み始めた時の数値3.60を

超えたら抗がん剤の使用を考えましょうとの主治医のお言葉。

 

でも今回は甲状腺の手術も考慮し、そちらを優先するということで明日は大学病院へ。