貧血を起こすと目まいを起こして倒れたりすることがあります。


それは赤血球の中に含まれる「ヘモグロビン」の数が低下したからです。


貧血というと「血液が薄い」といわれたりしますが、実際は赤血球とヘモグロビ

ンの量で判断されています。




ヘモグロビンとは赤血球の中に含まれる赤い色素のことで、血液の中を流れな

がら体中に酸素を運ぶ役割をしています。


そのため、赤血球やヘモグロビンが減少すると体が酸素不足になってしまうの

です。

なお、ヘモグロビンを生成するのに鉄分が必要なため、鉄分が不足すると貧血

になるのです。





貧血になると疲れやすくなり、頭痛やめまい、肩こりなどの弊害も生じます。


貧血のほとんどは鉄分不足によるヘモグロビンの減少が原因です。


葉酸やビタミンB12の欠乏、骨髄の機能低下、腎不全などで赤血球の数が減

少することもあります。




1日に必要な鉄分の量は一般成人で10~15mgといわれています。


貧血を予防するには、日頃から鉄分をしっかり摂ることが大切です。





女性は月経で多くの鉄分が排出してしまうため、意識的に摂取するよう心がけ

なければばりません。


また、汗をかくと鉄分が排出されやすいので、スポーツをする人も鉄分を多く含

んだ食事をするようにするといいと思います。


ただし1日40mg以上摂取すると嘔吐や下痢などの中毒症状を起こすことがある

ので摂りすぎには注意してください。




イチゴやサクランボ、キウイ、オレンジなどには若干の鉄分とともに豊富なビタ

ミンCが含まれています。


ビタミンCは鉄分の吸収を高めてくれるので、同時に摂ることで貧血予防に効

果が期待できます。

またイチゴやマンゴー、ライチ、ドリアン、パパイアには貧血予防に適している

葉酸が多く含まれています。





栗やドライフルーツ(ぶどう、あんず、いちじく、バナナ、プルーンなど)は鉄分が

多く含まれます。

なお柿は鉄分の吸収を妨げるので食べ過ぎないほうがよいでしょう。