ノロウイルスの主な症状は、はき気、おう吐及び下痢です。
通常は便に血液は混じりません。
あまり高い熱とならないことが多いです。
子どもはおう吐が多く、おう吐・下痢は一日数回からひどい時には10回以上の
時もあります。
感染してから発病するまでの「潜伏期間」は短くて10数時間~数日(平均1~2
日)であり症状の持続する期間も数時間~数日(平均1~2日)と短期間です。
他の病気があったり、大きく体力が低下している等がなければ重症になって長
い間入院しないといけないということはまずありません。
特効薬はありません。
症状の持続する期間は短いですから、その間に脱水にならないようにできる限
り水分の補給をすることが一番大切です。
抗生物質は効果がありませんし下痢の期間を遷延させることがあるのでノロウ
イルス感染症に対しては通常は使用しません。
その他は吐き気止めや整腸剤などの薬を使用する対症療法が一般的です。
下痢が長びく場合には下痢止めの薬を投与することもありますが、最初から用
いるべきではないようです。
ノロウイルスにはワクチンもなくその感染を防ぐことは簡単ではありません。
特に子ども達や高齢者には簡単に感染して発病します。
最も重要で効果的な予防方法は「流水・石けんによる手洗い」ですがほかにも
さまざまな注意すべきことがあります。
一般的な予防方法をあげてみます。
今後も日本国内ではノロウイルス感染症の流行は続くでしょう。
子ども達は何度もその洗礼を浴びていくことでしょう。
流行期には感染の機会はいたるところにあります。
また症状を持ったまま保育園、幼稚園、学校などに登園(登校)させることによ
ってその子どもが感染源となって周囲の子ども達に感染が広がっていきます。
それがまた各家庭に広がり地域内で広かっていく事は理解しておいてくださ
い。