納豆」と聞くと、体に良い万能な食品というイメージはありませんか?


事実、納豆はたいへん栄養バランスに優れた食品です。


苦手な方も多いかもしれませんが、日々の食事に取り入れることが出来れば

毎日に必要な多くの栄養素を摂取することも出来ます。




高血圧の方は日々の食事に気を使うことが多いと思います。


この「納豆」に関しては「良い・悪い」のどちらの話も耳に入るのです。


ここでは、高血圧と納豆の関係をわかりやすく整理してみましょう。

まず、高血圧に納豆が良いとされる理由です。


納豆には「ナットウキナーゼ」という酵素の一種が含まれています。





ナットウキナーゼは血栓を溶かす働きがあり、いわゆる血液をサラサラにしてく

れるのです。


血液がスムーズに流れることで血圧を安定させ高血圧を予防します。


また、血栓を溶かすことで高血圧が引き起こす脳梗塞や心筋梗塞などの合併

症予防にもつながります。





それから、納豆に含まれる「レシチン」という成分は高血圧の原因のひとつであ

る悪玉コレステロールを減少させる働きがあります。


これもまた血液をサラサラにしてくれます。

これらでも分かるように、高血圧予防には血液の流れをスムーズにし血栓など

を作らないことが重要なので納豆はこれに適していると言えるでしょう。





続いては高血圧に納豆が悪いとされる理由です。


高血圧の方がまず食事で気を付けることは「塩分」でしょう。


塩分の取り過ぎが高血圧に繋がることは皆様もよくご存じのことと思います。





ここで問題なのは、納豆を食べる時の味付けです。


納豆そのものには塩分はありませんが、付属のタレには0.6g~0.8gの塩分が

含まれています。


高血圧の方の塩分摂取は一日6g以下が望ましいとされています。





納豆のタレだけで0.8gの塩分摂取はかなり多いと言えるでしょう。


今までタレ+醤油もなんて方もいらっしゃると思いますがもっての外というわけ

です。


ですからこの場合、タレも半分程に控え、その分ネギなどの薬味を入れたりと

味を工夫してみるのもいいと思います。


納豆の成分が高血圧によくても、知らないうちに塩分を取り過ぎていた・・・とな

れば意味が無いわけです。