東北電力は6日、東日本大震災による津波で被害を受けた原町火力発電所(福島県南相馬市原町区)の被災状況を報道陣に公開した。
樋口康二郎所長は「運転再開は2013年夏の予定だが、前倒しできるよう復旧作業を進めたい」と話した。
同発電所は震災当日、配電盤のあるタービン本館が津波被害を受け、1、2号機とも停止した。
石炭を陸揚げする揚炭機全4機が損壊、倒壊
排煙からばいじんを除去する集じん装置も使用不能となった。
変電所への送電線も全て流された。
沿岸部の重油、軽油タンクも4基とも壊れ、周辺海域に1万トン以上の油が流出した。
港内には日本郵船の石炭船(8万トン)が大量の石炭を積んだまま座礁している。
構内のがれき撤去はほぼ完了し、約800人体制で復旧作業に当たっている。
今後は
(1)揚炭機やタービンなど大規模な機器の点検と交換
(2)軽油タンクや非常用電源の高台移設―が行われる
