宮崎氏のメルマガは、ロシア批判が多いのですが、今回は批判ではないというか、違った視点で書いてらっしゃると感じましたので、メルマガを転記させていただきました。
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)4月4日(月曜日)
通巻第7285号 <前日発行>
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ウクライナはコサック、大飢饉、ユダヤ人虐殺という複雑な穀倉地帯
ウクライナ・マフィアの凶暴さを、西側メディアは忘れたようだ
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ウクライナにもオリガルヒ(新興成金)がいる。
ロシアのそれには及ばないものの、ウクライナ経済に深甚な影響力をもつ。
ウクライナ新興財閥の代表はイーホル・コロモイスキー(フォーブス誌のランクでウクライナ富豪三位)。
嘗てはサッカーチーム「FCドニプロ」のオーナーであり、
現在は国有化されたプリヴァト銀行の創設者でもあり、
そのうえ2014年から一年間はドニプロトペトロウシク州知事でもあった。
野党支持かと思えば与党にも近づき、ゼレンスキーの最大胴元であり、テレビ局を八つ、
地域間ローカル航空の五つの管理権を持ち、私兵軍をかかえてボディガードとしている。
加えて驚くべきは、いわゆる『ウクライナのネオナチ』と言われる
ドニプロ大隊、アイダー大隊、アゾフ連隊の資金提供者で
あり、外国からの志願兵募集の胴元でもある。
2014年のクリミア併合でコロモイスキーはクリミアにあった財産を没収され、それ以来、
プーチンを恨んでいたようである。
ティモシェンコとは一時同盟関係にあった。ガスのビジネスであてた実業家でもあった
ユーリア・ティモシェンコ女史は、ロシア生まれのラトビア系で、
中年までウクライナ語をしゃべることがなかった。
ウクライナ首相を務めたが、汚職の罪に問われて失脚した。
ティモシェンコのあとがヤヌコヴィッチ、ポロシェンコと親露派政治家が続くが、
ポロシェンコは2014年に大統領選挙に勝つと、ロシアへ強硬な態度をしめすようになった。かれはチョコレート企業の経営者だった。
ヤヌコヴィッチ大統領は親露派だったが、
米国の仕掛けた、2014年の「マイダン革命」で転落し、
ロシアへ亡命した。背後にヌーランド女史(現米国務次官)の陰湿なかげがちらつく。
政治に食い入るコロモシスキーは、所有する「1プラス1」のテレビ局番組で
コメディアンが大統領になるストーリーの「国民の僕」というドラマを作成、
そのときの主演コメディアンだったゼレンスキーが、本命と言われた
ポロシェンコに勝って、瓢箪から駒、ほんとにウクライナ大統領になってしまった。
ゼレンスキー大統領はユダヤ人である。
コロモイスキーもウクライナ生まれのユダヤ人だが、イスラエルとキプロスの市民権ももち、ウクライナ憲法は二重国籍をみとめていないが、「三重国籍を認めないと憲法には書いていない」と開き直る猛者だ。
▲ウクライナの凶暴な民兵組織にコロモイスキーが資金提供
プーチンはコロモイスキーを名指しして、「稀代の詐欺師」と罵倒した。
英国のサッカーチーム「チェルシー」のオーナーであり、ロシア財閥の代表、
ロマン・アブラモウィッツから数十億ドルをだまし取って国際裁判になった。
米国はロシア制裁の関連で、コロモイスキーの米国入国をも禁止している。
ブリンケン国務長官は「ウクライナ民主化プロセスを台無しにする脅威となりかねない」と
強い警告を出している。
さて問題は、このコロモイスキーが資金提供したと言われる、いわゆる
「ウクライナのネオナチ」である。
まず
「アイダー大隊」だが、
アムネスティは「ウクライナ東部において住民の拉致、不法拘留、虐待、窃盗、恐喝などの残虐行為に関与した」と批判した過激な民兵組織だ。
「アゾフ連隊」は
ナチス親衛隊の紋章を自らのロゴにして、
ロシア系住民への虐待を繰り返したと非難され、
UNHCR(国連人権高等弁務官事務所)は、
「民間人の財産を強奪し、女性を強姦した」と批判した(2016年報告書)。
ロマ(ジプシー)やLGBTQ活動家への襲撃も報告されており、チェチェン人部隊をおそった戦闘的集団である。構成員は3000名とされる。
「右派セクター」を言われる組織は民族主義的傾向が顕著で、
ナチス鍵十字が紋章。創設者のドミトロ・ヤロシュは
ウクライナ国家安全国防委員会の副書記となっている。
構成員はおよそ一万名。
欧米の武器供与は、ウクライナ正規軍のほか、
こうした民兵組織へ供与されているのではないかと
懸念されている。
プーチン大統領は屡々、このウクライナの「ネオナチ」に言及し、
「ロシア系住民の保護」「非ナチ化」を訴えるのは、このような背景からである。
西側メディアは、この件ではあまり大きく報じない癖があるようだ。
「ウクライナは欧州でもっとも腐敗した国家だ」と
英紙の『ガーディアン』が書いたことがある。
「ウクライナは政府軍のなかにネオナチ部隊を含んだ世界で唯一の国家である」(米誌『ネーション』)。
「ウクライナは国ではない。神がロシアに与えた特別な場所だ」(プーチン、2008年、
NATO・ロシア首脳会議。この四ヶ月後にロシア軍はジョージアに侵攻した)
プーチンの歴史認識ではウクライナは「レーニンが誰にも相談なく作った区域であり、
スターリンは大戦後、ポーランド、ルーマニア、ハンガリーから土地を奪い、ウクライナに与えた。
フルシチョフはロシア領土だったクリミアを勝手にウクライナに移管したのだ」とする。
だから奪うのではなく、元に戻るのだという考え方である。
2021年のプーチン論文では
「帝政時代、大ロシア、小ロシア(ウクライナ)、白ロシア(ベラルーシ)は同じスラブ民族であって家族だった。ソ連の民族政策が三つに分けてしまった」と
歴代ソ連共産党の過去の政策は誤りであるとした。
こうした歴史認識から現状変更は許せないという国際常識に違反する。
だが、欧米の批判はどこ吹く風。
プーチンが前掲ルールはウクライナには通用しないとする「制限主権論」が出てくるのである。
またプーチンの周りを囲むKGB人脈は、同じ考えをしている。
留意しなければならないのは
プーチンらKGB人脈は、かつてのソ連時代の共産主義イデオロギーには染まっておらず、それなりにロシア正教を尊び、
また
プーチンはレーニン、スターリンを批判しており、
ピョートル大帝とエカテリーナ女帝を尊敬していることである。
西側のプーチン理解は、こうした時代錯誤的歴史認識をもって
「プーチンは狂った、別人になった」と批判するわけだ。
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転記終了〜〜〜〜〜〜
日本に原爆が投下された映像を見たプーチン氏が十字を切って祈ってくださったのは、
プーチン氏がロシア正教を尊んでいる宗教的なことからくるものでもあったでしょう。
ソ連はロシア革命後にロシアを中心に14ヶ国が集まった国家群ですね。
北海道で酷いことをし、北方領土を奪い、一番多く住んでいるのがウクライナ人です。
その件でソ連を悪者と考えるのならウクライナだって悪者でしょう。
ソ連は解体しロシアやウクライナなどの国となりました。
ソ連とロシアを同じように考えるのはそれこそ変な話です。
今だにゼレンスキーは拒否されているのに、無理なのに、『NATOに入れてくれ』と駄々を
こねています。
『防弾チョッキなんていらない!武器をくれ!』 『毛布なんていらない!武器をくれ!』と、
言っています。
それって、国民を思っての発言だとは思えない。防弾チョッキがなければ、危険です。毛布があれば温まることが出来る国民がいます。
戦いたくない人にまで武器を持たせ無理やり戦わせたり、人間の盾として使ったり。
ゼレンスキーは北大西洋条約機構(NATO)やEUへの加盟を希望しているけど、
拒否されているのか理解できないのだろうか。。。 何をやっているんだか。。。ストーカー的感覚なのだろうか。。。
日本はウクライナだけに加担してしまった。 日本はロシアに敵国認定をされてしまった。
シナとロシアとインドが固く手を結んでしまったことも、日本にとって、大きな問題だ。
ネオナチを含むウクライナ人を日本に大量に入れ込んでしまった。
日本の未来はさらに暗くなってしまった。
忘れてはいけないこと
日本政府がウクライナ(ネオナチ)だけに加担すると決めたのです。
日本がロシアに一方的に制裁をしたのです。 これは宣戦布告と判断される恐れもあることもわかったことです。ロシアに敵国認定されたのです。
日本がロシアへ制裁することにより、ロシアから制裁されるのは、わかったこと。
ウクライナなどという汚職まみれ、人身売買まみれ、ネオナチが軍や政府にまで入り込んでいるような国に加担した日本。 ネオナチ(ヒットラー)に、加担した日本。
日本・日本国民を巻き添えにした日本政府(自民党) メディア 騙され煽られ加担した人達
お前らが選択したんだぞ!!