「影日向に咲く」 | みのるブログ

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週に1、2本映画を観て皆さんにあまりネタ晴らしせず紹介できたらなと。昔の古い映画や最近の映画、ジャンルは問わずにその時の気分で観ていきます!

【監督】
平川雄一郎


【原作】
『影日向に咲く』
著者:劇団ひとり
発行所:幻冬舎


【公開日】
2008年1月26日


【上映時間】
129分


【ジャンル】
コメディ/恋愛/ドラマ


【キャスト】
シンヤ…岡田准一
鳴子/寿子…宮崎あおい
雷太…伊藤淳史
みゃーこ…平山あや
ジュピター…緒川たまき
ゆうすけ…塚本高史
モーゼ…西田敏行
リュウタロウ…三浦友和


【音楽】
澤野弘之


【あらすじ】
劇団ひとりのベストセラー小説を、岡田准一、宮崎あおい、西田敏行ほか豪華キャストで映画化した群像劇。借金苦からオレオレ詐欺に手を染めたもののカモの老婆に親近感を抱いてしまう青年、若い頃売れない芸人に恋をしていた母の青春時代を辿る娘、25歳の崖っぷちアイドルと、彼女を応援するアキバ系オタク、大噓つきのカリスマホームレスに憧れるサラリーマン。年代も境遇もバラバラな彼らの人生が、ある台風の日にひとつに重なり……。
 

【感想】
5つ星評価:★★★✬ 3.8 泣きました。


一見主人公とは関係なさそうな登場人物達が、実は…という作品。


アキバオタクとアイドルの2人が衝撃だった&一番泣きました。
最初は3人だけだったのに…
ゆうすけもみゃーこも頑張ったおかげで満席に…。

これが本当の愛だね~(ノД`)・゜・。


3桁の配布チケットも感動しました。


お母さんが桃の缶詰をちゃんと食べてくれていた所が個人的にぶっ刺さりでした。


岡田准一の演技も素晴らしい。
演じるシンヤは公衆電話でオレオレ詐欺をさせられて、
電話口の向こうから「ケンイチなの…?」と弱弱しい母親の声。
シンヤはやっぱりこんなのは駄目だ!と受話器を切る間際に聞こえた声を
病気で亡くした母親と重ねて、直前で思い留まる。

「…そうだよ…ケンイチだよ…」と嘘をついて息子のフリをするシーンは、
気持ちが入っていて好きでした。


凄いとは聞いていたけど、このストーリーを考えつく劇団ひとりホント凄い。


あと宮崎あおいが可愛くて素晴らしいです。