「星守る犬」 | みのるブログ

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週に1、2本映画を観て皆さんにあまりネタ晴らしせず紹介できたらなと。昔の古い映画や最近の映画、ジャンルは問わずにその時の気分で観ていきます!

【監督】
瀧本智行 

【原作】
著・村上たかし

出版・双葉社

「星守る犬」


【公開日】
2011年6月

【上映時間】
128分 

【ジャンル】
ドラマ 

【キャスト】
おとうさん…西田敏行

奥津京介…玉山鉄二

川村有希…川島海荷 他

 

【あらすじ】
村上たかしのベストセラーコミックを、西田敏行主演で映画化。

北海道の田舎町で、山中に放置された自動車から中年男性とその飼い犬の遺体が発見される。

身元不明の遺体を引き取る市役所勤務の青年の調査により、失業から一家離散を経てホームレスとなった男性が、たった一匹の愛犬ハッピーと旅に出ていた過去が明らかにされていく。

監督は「イキガミ」「スープ・オペラ」の瀧本智行。

男性の足跡をたどる青年役の玉山鉄二ほか、川島海荷、余貴美子らが出演。 

【感想】

この映画のタイトルに惹かれて観てみましたが、正直なかなかショッキングな内容でした。

 

ストーリーとしては、一人の身元不明者の男性と飼い犬1匹が北海道の山中の車の中で遺体として発見されるところから始まる。

 

なぜ山中に居たのか?

この遺体の身元は?

飼い犬との関係は?

という、謎だらけの所からスタート。

 

この飼い犬が秋田犬で「ハッピー」という名前なのですが、とにかくカワイイ。

 

途中のアレは演技なのか?

だとするとかなり賢い犬なのだが…。謎が深まる。

演技であってほしいのだが。

 

そして、主演の西田敏行の演技が素晴らしすぎる。

釣りバカ日誌のイメージが強いのだが、この人にしか出せない味がある。

ハッピーとお別れするシーンなんか、泣いたよね。

いや泣くよこれ。

 

終盤はだいぶ暗い内容になってしまうので、注意かも?

しかし、これはこれで良いと自分は思います。

 

お父さんが失業するシーンの背景には、2008年のリーマンショックが関係しているのかと勝手に思う。

アメリカ発端の世界経済恐慌によって株価が暴落、日本も自動車関連などの製造業を中心に非正規雇用者が解雇される「派遣切り」が社会問題化。

その暗い時代を如実に表した映画だと思う。

 

もうひとつ私がこの映画の魅力に思うのが、後で知ったのですが、この作品は東京から常磐道を北上する内容となっているのですが、映画公開が2011年6月であり、震災直前にロケをしていることになります。

綺麗な海沿いの道や街並みも現在は変わってしまいましたが、大切な映像として残っています。

 

最後のシーンも感動でした。