あの日からもう5年がたつのですね。
記憶は少しずつおぼろげになっていきますが
非常用品の準備だけは定期的にするようになりました。
この日にこの話題ってどうなのかしら…
とも思ったのだけど
この日だからこそ
普段は目を背けてしまう大切なことについて書いてみました
気分を害されてしまう方はすみませんが
どうぞスルーしてください。
以前からお義母さんに相談されていた
『お墓の問題』
パパの実家は分家であるため
お義母さん達のお墓がはじめてのお墓となる
そのため、できるだけ子の負担にならぬよう
自分達であれこれ考えた。
それでも墓がある以上、遺されたものの負担になるのではないか。
あなた達の負担にならないようにお墓がなくてもいいとさえ思っている。
あなた達にとってなにが一番よい選択か。
意見を聞かせてほしいとのコトだった。
パパは次男なのでお兄さん夫婦次第だが
誰も管理するものがなければ私達が管理する気持ちがあることを伝えた。
私達が管理するということは
いずれピヨとマルが同じ問題に直面することになるだろう。
今はまだわからないかもしれないが、いつか真面目に話さなければいけないと思う。
のんびり実家のお墓の問題も残されている。
実はこちらの方が少し厄介だ。
のんびり実家は代々続く本家で
お墓に眠るご先祖様も多い。
そのため、いろんなしがらみや縛りが多く
管理するのは容易ではない。
実家には兄がいるが独身で仕事人間。
人のいい兄だが仕事以外はとにかく無頓着。
私は嫁に出てるのだから…と
目を背けるのは簡単だが兄が独身を貫けば
いずれ私達家族の問題となる。
先日の帰省の時に
その話題をふられたのだが
私達が管理するのは物理的に不可能であるコト。
我が家よりもまず兄ときちんと話すべきでは?と伝えたが
兄に管理できるとは思えない。どうしたらよいか。と…。
どうしたらよいか…。などと言っているが
「あなた達に管理してほしい」と母の想いがヒシヒシと伝わってきた。
その代わりに
兄が仕事人間で家にいないから悪いのだ。
家の事を考えられるような仕事に変えるか
自営業を継いで管理すればいいのだ。
なんて平気で口にしてみたり
あなたは昔からしっかりしていたから。
お兄ちゃんはダメねぇ…。といってみたり(^^;
いやいや…。あなたはそんなワタシが嫌いだったでしょう。
お父さんにそっくりで本当にかわいくない。と何度も言われたのを忘れていませんよ。
それに仕事もない過疎化の進む土地で
独身の男が一人で自営業してどうやって生きていくのよ。
そもそも一人で継げる仕事じゃないでしょう…。
あのお墓を管理するには
今の時代では課題が山積みなのだ。
兄が本当に管理できないのなら
本当に自分達の問題として真剣に考える必要がある。
ただ、その場合、母の望むようにはできないでしょう…。(;´_ゝ`)
それにわが家が管理するということは
やはり子供たちの問題にもなる…。
両親が元気なうちに
一度みんなできちんと話し合わなければ…。
最後になりましたが
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。