なぜかふと昔の事を思い出しました。
手放すときが来たのかもしれません。
心のデトックスということでしょうか。

今現在、辛く苦しい思いをされている方は
なにかの気づきがあるかもしれませんが
けっこう重いです。
引っ張られてしまう方はスルーしてください。


あくまで昔の思い出話なので
私のご心配をなさいませんように。(´∇`)


********************


のんびりの母は必要以上に世間体を気にする人でした。
それに対し父は周りの目を一切気にしない自己チューでマイワールドな人でした。
のんびりはそんな父にそっくりだといわれ
それは厳しく躾られました。


自己チューで我が強く自由人なのんびりには
それがとても窮屈に感じよく反発してたものです。


どうしてそんなに人目を気にしなければいけないんだ!
なぜそこまで相手の価値観に合わせないといけないんだ!
くだらない!


心底そう思っていたものの
やはり母に愛されたい一心で
結局母には背けず母好みのまじめないい子ちゃんぶっていたように思います。


だからこの頃から
のんびりにはいろんな顔があり
どれが本当の自分かわからない時期がありました。


そんな私も家庭をもち
ピヨの障碍を知りました。
そして障碍を知ったばかりの私も
母と同じようにとても人目を気にしていて
よくそのことでパパと衝突してました。


あの頃は明らかに浮いて目立つピヨと一緒にいることが
ただただ恥ずかしかったんです。
なんてひどい親…だよね…。


でもその当時の私には
普通であることがすべてだったから
浮いて目立つとか後ろ指をさされるなんてあり得なかった。


私はこんなに人目を気にして頑張ってるのに
この子のせいですべてが台無し

ピヨが浮く度に 周りの人の目が痛かった
躾もできない親と思われているんじゃないか
そんな想いばかりが心を埋めつくして苦しかった


本気で向き合ってくれない家族たちに怒りを覚え
この人達にとっては他人事のようだと虚しさを感じ
どんどん精神的に病んでいきました。
周りがみんな敵に見えていた時期もありました。


なによりも腹立たしかったのは
散々自分の価値観を押しつけていた母が
責任のない孫のことだと価値観さえも変わっていたことでした。


私がピヨに向ける価値観はすべて母から教えられたことだったのに…。

ピヨを注意する私に対し
「いいじゃないの。好きにさせてあげなさい。」
「そんなに注意したら可哀想じゃない。」
「ちょっと厳しすぎるんじゃないの?」なんて言葉の数々。(-_-;)

ピヨの事を相談しても
「そう?全然気にならないけど。いい子じゃない。」だそうで。


会いに行けば行ったで無理解によるピヨの甘やかし
行かなければいかないで
「会える距離にいるのに会いにもこない。」と嫌みを言われる始末。


その頃から両親と関わると体調を崩すほどになっていました。


なんだか嫁姑あるあるみたいですね。(^^;


嫌みをいわれても会いに行かなければよかったのでしょうが
どうしても母の呪縛から抜け出せず
なんとかいい娘を頑張ろうとしていたように思います。


そしてついに
散々甘やかし目に余る言動をしだしたピヨに
「なんでこんなになったんだろうねぇ…。」
と躾のせいにされました。
すべて私のせいと言われているように感じ
何かがフツリと切れました。



我慢の限界でした。
両親と絶縁しようと本気で思った瞬間でした。
毎日ピヨの事で疲れはて両親の事まで頑張る余裕はありませんでした。


今なら母もピヨと同じなのだとわかります。
すべて『人のせい』で自省ができない人なんです。
子供の頃からさんざん傷つけられました。
ですがピヨの事で精一杯だった当時の私には
まだ気づけなかったんです。



そんな母との関係ですが
今では適度な距離を保ちつつ
穏やかな関係にまで回復し
笑って話せるようになりました。(^^)





傾聴★のんびりお喋りルーム
 傾聴方法
メールフォーム