『Snow monkey』(スノーモンキー)ってご存じでしょうか?

ある調査では外国から長野県にいらした方の選ぶ長野県にある人気観光地第3位に選ばれた、そんな観光地で見ることができます。

 

その人気観光地が長野県の北部。長野県の誇る山岳リゾートである志賀高原のふもとに位置します山ノ内町にある

『地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)』。

 

こちらで見れるのが温泉に入るもんちっち『Snow monkey』です。

 

 

かねてより見たいと思っておりましたが、

ちょうど(?)雪降りの良いタイミングとお休みが重なったものですから行って参りました。

たとえ夏であっても温泉にもんちっちーずの皆様は入って下さるようなのですが、

初めて見るにはぜひとも大雪の日に見たいと思っておりました。

 

 

 

『野猿公苑』はそれは深い山の中にあるものですから、駐車場からゲートをくぐり徒歩で向かいます。

 

森の中の一本道。

猛吹雪の中を延々と歩きます。

事前に歩くことはリサーチしておりましたので、冬山のトレッキングができるほどのガチめな装備で向かいました。

もし真冬に行かれる事をご検討されておりましたら、かなり重装備で臨まれた方がよろしいかと思います。

特に雪があることが想定される場合、靴の防水にまで配慮されることをおススメいたします。

1.6km山道を歩く、ということはなかなかのものです。

特に体の冷え切る帰り道は酷です。

 

 

 

そして林の中にある受付で入場料を支払い、入場いたします。

もうねこちらでは日本語なんか聞こえないんですよ。

ほぼすべて海外からの観光客の皆さまでした。

日本人(とおぼしき)は公苑のスタッフの方くらい。売店なんかでも日本語より英語表記の方が目立つのです。

私事で恐縮ですがかつてカナダにスキーに行った時の雰囲気にとても近く、たいへん懐かしい心持ちになりました。

 

 

 

入場いたしますとすでに多くの観光客の皆さんが温泉を取り囲んでおります。

温泉にはもんちっちーずの皆様がすでに出勤されているようです。

 

大変驚いたのですが、通常の動物園などの施設にいるもんちっちーずと違い、

こちらに出勤されているもんちっちーずの皆様方は飼育下にはない。野良もんちっちーずなのです。

 

【つぶらな瞳の赤ちゃんもんちっちがお母さまもんちっちに大事に守られておりました。】

 

何が言いたいかと申しますと、つまりそこら辺に普通に野良もんちっちーずの皆様方がいらっしゃるわけで、

われわれ人間どもは野良もんちっちーずの皆様方のテリトリーにお邪魔させていただいているというスタイルなのです。

 

邪魔だと言わんばかりに人間どもの足元を駆け抜けていくもんちっちの皆様や、普通にそこらへんで寒さを耐えているもんちっちの皆様。めいめいに過ごされておりました。

 

 

とはいえやはり多くの人間どもを引き付けているのがこのような温泉。

 

 

大変気持ちよさそうに入浴されておりポカポカもんちっちーずの皆様を見守るガクブル人間という構図でした。

 

 

 

 

人間どもともんちっちーずの皆様方は体のつくりが違うので、温泉に入った後も湯冷めはしないのだそうです。

 

じっと見ていますと、人間どもにもそれぞれ顔立ちが違って個性がそれぞれ違うように、もんちっちーずの皆様方それぞれ顔立ちや個性が違うことなどに気づけたのは大変興味深かったです。

 

とても楽しい場所でした。

春から夏にかけては子育てもんちっちーずの季節とのことで、せっかく長野県に住んでいるのですから時期を変えてまた訪問したいと思いました。