こんにちは、
そのままのあなたで軽やかに生きるお手伝い、
サラリーマン兼心理カウンセラーのしげおです。
今日からは、ちょっと個人的なお話。
この記事の続きに位置する話でもあります。
今の僕の姿は、ご存知の通りこんな感じ。
一方で、1年半くらい前までは、こんな。
眼鏡で少しわかりづらいけど、目元の印象が異なっている。
2018年の9月、僕は眼瞼下垂と呼ばれる症状の手術を受けました。
眼瞼下垂とは、まぶたの筋肉やそれを支える周辺組織の力が弱く、
まぶたが垂れ下がってくるような症状。
視界が狭くなるだけでなく、
常にまぶたをそれ以外の筋肉(おでこや頭、首や肩)で持ち上げる必要があるため、
頭痛やひどい肩のコリ、首のコリなどが発生する。
先天性と後天性があるみたいだけれど、
僕は、中学生くらいの頃からこれらの症状に悩まされてきていて。
それが年々ひどくなってきたので、根本から治療するため、
思い切って手術を受けることにしたのです。
でも、手術を受けることには、長い間躊躇をしていました。
眼瞼下垂の手術は、まぶたを切開して行う処置なので、術後に見た目が変わる。
そのまま手術をすれば、長い間慣れ親しんできた一重姿の自分が変わる。
それが、すごくすごく嫌だった。
一重の自分が嫌いではなかったし、
周りから、「整形したの?」と言ってからかわれるんじゃないかという不安もあった。
それは何としても避けたかった。
だから、見た目に極力影響しないように手術をしてくれる病院がないか、
ずっと探し続けていました。
そして、ホームページの症例で、一重を変えずに処置を行っている病院を見つけ、
「ここでなら」と思い、診察を受けて、手術をすることにしたのです。
でも。
僕と担当医、そして執刀医の情報伝達がうまくいっていなくて、
結果として、(写真だと少しわかりにくいかもしれないけれど、)見た目の印象が大きく変わってしまった。
その当時の僕は、ショックで動揺し、動けなくなった。
人が怪訝そうな顔で覗き込んでくる、その視線が辛くて、人と会うのが怖くなった。
「どうしよう」「取り返しのつかないことになってしまった」
四六時中気持ちが落ち着かなくて、
夜中に何時間も自宅の周囲を歩き回って、ようやく1時間の眠りを手に入れたこともあった。
食欲もわかなかったけれど、食べることだけはしておかなくてはと、
白米やお豆腐を、味もつけずただ盲目的に口に運んでいた。
当然仕事も手につかず、PCの前に座っていられない。
マウスを触っても、ずっと同じ画面を行きつ戻りつしてるだけ。
このままじゃダメになる。
そう思った僕は、最終的には心療内科に駆け込んで、薬を処方してもらった。
「急性ストレス障害」という病名と、業務量を減らすよう指示する診断書が付いてきた。
ちょうど、心屋塾マスターコース受講最中の出来事。
せっかくマスターコースに来たのに。
これで人生がよくなると思っていたのに。
ボロボロの気持ちで、何度も何度も自分を責めた。
続く
■会場:千代田区 かがやきプラザ 4階 研修室3
(各線九段下駅徒歩5分)
■担当カウンセラー:谷河しげお
※心屋塾オープンカウンセリングとは