うみこですニコニコ


今回は以前働いていた

考古学関係施設でのお仕事について

書こうと思います知らんぷり

(お局様に退職に追い込まれなければ

まだ働いていたはずなんだけど笑)

まーなんというか

こんな仕事もあるよっていうことで

興味ある方はお付き合いくださいニコニコ


当時、私の担当していた業務は

ダイヤオレンジ考古遺物の貸出、閲覧対応

ダイヤオレンジ考古遺物の保存処理

ダイヤオレンジイベント運営

などの補助業務でしたグッ


求人は考古学関係の施設の

ホームページなどを定期的に見て

自分で探しましたグー

無資格でOKなやつ指差し

あくまで補助なんでね笑

学芸員さんはちゃんといました笑


私が取り扱っていた考古遺物は

土器、勾玉、鉄器、木製品、陶器など

発掘現場から発掘されたもので

まー、博物館で展示されているものを

イメージするとよいかもです笑


ダイヤオレンジ考古遺物の貸出、閲覧対応


発掘現場から発掘された遺物は

洗浄、保存処理、記録などされて

遺物一つずつに番号がつけられ

収蔵庫へ保管されます

遺物台帳には

どこの遺跡から出土した何の遺物を

どこの収蔵庫のどこの棚へ

保管したのかを記録していて


私のいた職場では


例えば…


A遺跡から出土した勾玉001番は

ア列の2番目の棚のコンテナ箱123番にある


とわかる感じで保管場所を台帳に記録していました


小さな遺物はコンテナ箱に入れて保管して

土器や甕棺などのコンテナ箱に入らない遺物は

棚に直置きって感じでした


他の博物館や個人などから

考古遺物の貸出や閲覧希望があったら

遺物台帳を見て、該当遺物を取り出し

希望者へ貸出や閲覧を行うのです指差し


どういう理由で貸出や閲覧希望があるかというと

博物館は主に展示

個人は卒論や研究のためって感じでしたねー

意外と知られていないかもですが

誰でも希望すれば閲覧できるものなんです知らんぷり


発掘調査では必ず発掘調査報告書が作られるので

何という調査報告書の何ページの何番の勾玉

とかで閲覧希望すれば見ることができます電球

発掘調査報告書も誰でも見れますよ知らんぷり


職員さん立会のもととか

触れないとか

物や場合によって制限はありますがおいで

遺物を動かす、人が触るという行為が

実は一番遺物を破壊の危険にさらす行為なので

誰でも触りたい放題ってわけには

いかないのですが

歴史資料としての保全か

教育普及資料としての活用か

のジレンマだと個人的に思うところ

だったりします知らんぷり

なんか難しくなってしまうけども笑


ちなみに

これはあくまでも私がいた職場ではって感じですが

他の施設でもそんなに違いはないかと

思います…たぶん…笑


さて、私がやっていた

貸出や閲覧希望の考古遺物を取り出す作業…


土器や石器、陶器は大変です昇天

重い…昇天この一言に尽きる…

たくさん収蔵・保管するために

コンテナ箱いっぱいに土器片や石器類や陶器類を

積めてる場合がまぁまぁあって

収蔵棚からコンテナ箱を下ろすだけでも

気をつけないと腰やられます…昇天グキッ

棚の上段とかに置かれてた日には

その棚に入れた人、恨むよねー笑


金属類は保存処理しているものと

保存処理していないものがあって

基本的に脆いので扱うのが怖かった昇天

丈夫そうな物はいいけど

明らかにボロボロやん…ってものは

触れるだけでさらにボロボロに壊れそうなので

あまり触りたくない昇天


勾玉や管玉などは小さくて

紛失しないように

どれがどれかわからなくならないように

めっちゃ気を遣う昇天


木製品は保存処理したものですが

鍬とか鋤とか柄が長いものは

ポキッとならないか

めっちゃ気を遣いました昇天


といった感じで

遺物の種類ごとに

色々と思うことがあります笑


そして

貸出や閲覧が終わったら

元の棚に戻すのですが

この返却作業さらにめっちゃ気を遣います昇天

間違った収蔵棚に返却すると

もう二度と見つからないかもしれない…

という悲劇が生まれるからです注意


仕事を始めて

お局様に一番最初に言われたのは

遺物を戻す収蔵棚だけは

絶対間違えてはいけないびっくりマークでしたね笑


というわけで

長くなったので

次回につづきます爆笑