予約してた本が届きました♪
読友さんのところで知ったこちらの本は
『ペンギンは空を見上げる』が面白くて
一気読みした著者です
『同じ星の下で』
八重野 統摩 著
12月の北海道。
中学2年の少女・沙耶は、
自分を日常的に虐待する両親が、明日の晩、
海で自分の殺害を計画していることを知っていた。
ところが下校途中、
「児童相談所の職員」を名乗る男・渡辺の車に乗せられ、
そのまま誘拐・監禁される。
監禁下のやりとりで男の優しさを感じ、
あることから彼女は男が、
実は「本当の父親」ではないかと疑い始める。
一方、男は身代金2000万円が目的の
営利誘拐であるとの犯行声明を
北海道警察に送りつけ、粛々と計画を進める。
渡辺とは一体、誰で、何が目的なのか?
あらすじの設定からすでに引き込まれる
あらすじはネタバレも含むのでいつも全部は読みません
文章が読みやすいこともあって
今までで最速?というくらいの一気読み
えっ?ここからどうやって落とすの?と
最後が読めなくて
読む手を止められませんでした
読んだあとも久しぶりに興奮が冷めず
お隣に走りお義母さんへ渡しました
どうなるのか先が読めない展開!
劣悪な環境でグレるか奮起するか!
親に向かない人っているよ←私も感じてる
親に言われた言葉って忘れられないよね
孤独は犯罪を引き寄せる魔の要素←なるほど
落とし所はやられた!の一言でした
4冊借りてきて半日で2冊読んじゃいました
八重野統摩さん、すごい作家さんですね