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はじめましての自己紹介↓
SGA性低身長症。
聞きなれないな、というかたも多いと思います。
SGAは、「Small‐for‐Gestational Age」の頭文字です。
お母さんのお腹の中にいる期間が十分でも、標準身長・体重に比べて小さく生まれることをいいます。
「在胎不当過小」とか、
「子宮内発育不全」と訳されます。
SGA性低身長症は、平たく言いますと、
『胎児期の発育不全が原因で、骨や体全体の成長が遅く、同い年の子と比べて身長がなかなか伸びなかったり、体重がなかなか増えずに、3才を過ぎても低身長が続く成長障害』
です。
胎児の栄養障害が原因と考えられていますが、その要因を特定するのは難しい、と言われています。
SGAで生まれた子でも、9割は他の子と同じくらいに身長が追いつきますが、追いつかなかった残りの1割くらいの子で、さらに血中IGF-1値(ソマトメジンC)や骨年齢といった、一定の条件を満たすと、成長ホルモン注射による治療が適応となります。
※この毎晩打つことになる成長ホルモン注射薬は、2008年にSGA性低身長症への治療薬として適応になりました。
SGA性低身長症では成長ホルモンが関わる代謝能が低いこともあり、
- 肥満や生活習慣病になりやすい
- 思春期を早めに迎える例も多く、余計に小柄になりやすい
診断基準や治療の流れについて知りたいかたは、製剤のメーカーのホームページや治療ガイドラインで、いろいろと詳しく説明してくれているので、ご参照ください。
ちなみにうちのちよの場合は…
次↓に続きます。
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