前回の外来の後、とてもうれしい気持ちになったことを伝えました。





それでも、引き続き、先生とこれまでの外来でのできごとを話していくことにしました。





今回は、乳がん術後の1年検診で、外科の主治医に私が怒り爆発したときのことを話しました。


どうして、怒りが爆発するほど気持ちを溜め込んでしまったのか、どんなことを望んでいたのか。





私は、非浸潤性乳管癌だったので、病院に行く機会も半年に1回です。


だから、退院して初めての半年検診のときに自分の手術のことや病理検査結果のこと、対側乳房の検診のことを詳しく聞きたかったのです。


それは、それは、半年間、次の診察で聞こうって期待していたんです。


でも、それがうまく行かなくて・・・・。





だから、半年検診と1年検診のあいだで、傷にはるテープを取りに行ったときに、先生に手紙を渡しました。この日は、テープをもらっただけなので先生と話す時間はありませんでした。





一生懸命に考えて準備した手紙だったから、1年検診で質問に答えてもらえることを楽しみにしていました。


でも、実際は以前のブログを見たらわかるように、うまく答えていただけなくて私は怒り爆発状態になってしまいました。





その時は、緩和ケアの先生も同席してくださっていました。





退院して、いきなり半年後にしか主治医と会うことができないこと、その間、不安なことが生じても相談はできないこと、やっと会えたのに質問に答えていただけなくて絶望的な気持ちになったこと、・・・。


対側乳房もがんかもしれないと手術直前になって生検をしたのに、手術の必要はないと言われただけで、詳しい説明は受けてなくて本当は不安でした。


分泌物が手術後にはあるようになって、まるで、手術をした左胸と同じような症状が出てきてたのです。


だから、1年検診には思いがこもってしまっていたことを話しました。





緩和ケアの先生は普段は精神科外来に出ていらっしゃいます。


先生は、「精神科では2週間ごとに診察することが多いから半年に1度しかない患者さんの気持ちは汲み取れていませんでした」とおっしゃいました。


病気の説明がしてもらいたいという私の気持ちもうまくつたわっていなかったようでした。





先生は正直ですよね。


こんな風におっしゃっていただけたことはありがたく思います。


先生が外来に同席するという提案をしてくださったときは、私はすごくうれしかったし、やっと、うまく行くと思えました。


だから、あの時点では最善を先生も私も尽くしたと思えます。





きっと、こうやって話し合うことで、頭で理解するだけでなく気持ちがきちんと治まっていくのかなと思います。


たぶん、自分以外の人からしたら何でもないことなのだと思います。


あまりにもいろんなことがおこったから、小さなことも片付けていかないと収集がつかなくなちゃったみたいです。