セイコーの自動巻き腕時計、セイコーマチックを分解して
みました。
1960年代のビンテージ時計になります。こちらは
不動のジャンク品です。
中々魅力的な文字盤だと思いませんか?
文字盤の焼け具合、痛み具合は絶妙です!
新品にはない魅力を感じてしまいます
石数は30石と当時は高スペック?
時計のケースは裏蓋も含めてオール金張りと贅沢な作りに
なっています。
通常はケースは金張りでも、裏蓋がステンレススチール製の
組み合わせが多い中、珍しいですね。
この時計の特徴は手巻き機能がない事。
つまり時計を動かす為には、振ってあげる事のみとなります。
そのためいつも慢性的な巻き不足で止まりやすい一面が
あります。
こちらの時計は長年メンテナンスされていない事が原因で、
止まっていたの原因ですが、実はもう1点問題がありました。
それは動力源であるゼンマイが弱っていたことです。
▲赤い印がゼンマイが入っている部品です。
元々メンテナンスされてない事で油切れを起こしている中、
ゼンマイもヘタっており、更に手巻き機能がない事で動かなく
なっていたようです。正に3重苦ですね
そんな時計の分解動画はこちらです。
セイコーマチックはヤフオクでも割と見かける機会も多いのでは
ないでしょうか。
もし分解にチャレンジされるのであれば是非参考にされてみて
下さい。
テロップ入れず黙々と作業しています。すみません…
新しい動画はテロップ入れていますのでご了承ください。
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