10月25日に、15枚目のオリジナル・アルバム発売が決定しました^^。
20周年記念対バンイベント「ノーナ最高祭!!!」の第3弾も決まりました。
僕らノーナ・リーヴスが3人体制になってメジャー・デビューEP「GOLF」をリリースしたのは1997年11月25日。
そのちょうど20年後の2017年11月25日に、「渋谷ノーナ最高祭!!!」第三夜は東京・渋谷のTSUTAYA O-EASTで開催されます。今回のゲストはワーナー同期組のクラムボンが出演。
クラムボンの「はなればなれ」は今、調べたら99年3月リリース。
ただノーナはメジャー契約してからなかなかアルバムが出ず、98年の間EPやシングルを出し続けアルバムを作り、メジャー初アルバム『アニメーション』がリリースされたのは1999年になってすぐでした。
なので、キリンジ(現KIRINJI)とともに「ワーナー同期」と言えば、僕らはキリンジ、クラムボン、ノーナだと思い音楽生活を続けてきました。
当時のワーナーはスタッフともにかなりフレンドリーなレーベルだったので、社内や夜のイベントなどで会うことも多かったんです。もちろんそれぞれ真剣でしたが、皆20代前半でどこか学生時代の仲間のような「青春感」も今思い出せばそこにありました。
特にワーナー所属アーティストで企画されたコンピレーション・アルバム「北青山的」のイベント・ツアーで全国を回ったりしたのも、それ以降のレーベルでは経験しなかったことです。
今改めてCDを手に取り曲順を見たら、最初の4曲が以下の並びでびっくりしました。
1. Bell / コブクロ
2. サラウンド / クラムボン
3. エイリアンズ / キリンジ
4. LOVE TOGETHER / ノーナ・リーヴス
クラムボンは互いの移籍や活動拠点の変化によって頻繁なコラボレーションや直接の連絡が減った2000年代中盤以降も、常に心のどこかにあり、流れてくるニュースで新たな活動を知るたびに、刺激を受ける存在であり続けていました。
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20周年記念対バンイベント「赤坂ノーナ最高祭!!!」第一夜では、インディ時代のレーベルの先輩「サニーデイ・サービス」。そして、2000年代以降、西寺、奥田、小松ともに欠かせない盟友となった「堂島孝平」君をゲストに。
そして、第二夜は、学生時代に出会いノーナ・リーヴスのサポートとして長く深く関わるベーシスト千ケ崎学がメンバーとなった「KIRINJI」を対バンに迎えました。サポート・メンバーの矢野博康さんも学生時代からの大先輩です。
お互い大所帯バンドということもあり、なかなか一緒に演奏することがなかった「KIRINJI」。そして、この夜は、特に僕のラジオやMCなどでのトークや執筆などの活動の分野を切り開いてくれた兄貴分、ライムスター宇多丸さんと、Mummy-Dさんもスペシャル・ゲストとして登場してくれることに。ラストはまさかの全員演奏の大団円。
第三夜に、同じ3人組で進んで来たクラムボンの出演が決定したことも嬉しすぎます。対バンは昔ノーナが企画していた「WAW (We Are The World)」以来のことかと。その時も場所は、旧ON AIR EASTだったかと。
2年前、クラムボンの結成20周年記念トリビュートアルバム『Why not Clammbon!?』に、ノーナが打診を受け彼らのマイケル追悼ソング「SUPER☆STAR」をカバーしました。その時に寄せた僕のコメントが以下のもの。
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■西寺郷太(NONA REEVES) 「SUPER☆STAR」
ワーナー同期組、「北青山的」の根性見せたで。
アニバーサリー、おめでとう。
ノーナの時も、よろしくやで。
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その約束(?)を、彼らは本当に叶えてくれたというわけです。
ちなみに2000年頃、僕にDJを勧めたのはミト君です。「プロのDJに恐れ多いから、マイケルと少年隊しかかけないならやる」と言って南青山のオージャス・ラウンジに向かった記憶があります。17年前。池ちゃんと永積君がラップしてたレキシもその夜、見たような。
20周年ということで、今年は色々イベントを組み、個人的には他の仕事をセーブしつつ、いつも以上に更に集中してオリジナル・アルバムを作り続けて来ました。助けられてきたな、と思うことばかりで、感謝の気持ちを「ものすごいライヴ」と「ものすごいアルバム」に変えないと、と思うばかりです。これまでの「最高祭!!!」は物語性も含め、来た人を完全に圧倒する夜に出来たと自負しています。
イベント、アルバムともによろしくお願いします^^。
タイトル未定
3,240円
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