今日は友達と無料の映画へ、韓国映画の”私の頭の中の消しゴム

何年前に見たかは忘れたけど、日本のドラマ「Pure Soul ~君が僕を忘れても~」の

韓国版映画。若年性アルツハイマーに冒され、日々記憶を失っていくスジンと

彼女を愛するチョルスの物語。

あのヨン様の四月の雪をしのぐ観客動員数だったらしい。


今回は新聞店の自主映画会への招待だったので場所は公会堂

ぐるーり見渡す限り私の様な主婦、リタイアされたシニア世代の方たちが観客だった

ので微妙に静かというか・・・映画館とは違った雰囲気。(^_^;)


日本のドラマでは永作博美と緒方直人が主役だったので今回の主人公達とは

少し違う感じだったけど、粗筋はだいたい覚えていたので、涙は出たけれど私に

しては泣かなかった。

韓国映画の方が、乾いた感じだったからかな?

悪い意味ではなく、日本のドラマの様な情緒的な感じと違うような気がした。


記憶というものは不思議なもので、全部覚えていたらきっと苦しいだろうし

自分の都合のいいように書き換えられていたりもするから、日々生きて

行けるのかもしれない。もしも辛かったことや悲しかったことをいつまでも

詳細に覚えていたら苦しくて仕方がないだろうし・・・

でも、愛する人を忘れてしまうことや、自分が誰かわからなくなることは

きっとすごく恐ろしいことだろう。


本人への告知の問題や、周りの人たちの感情・・・

最近、増えているのか?患者さん達が勇気を持って自分の病気を語り

だしたからか、新聞や雑誌で目にすることが多くなった。

荻原 浩 著の明日の記憶も読んでみたいと思う。