>武田
なんかシーに10票ぐらいいれといて。


「あのさ、」
「うん」
「京都弁くわしいよね?」「いや…どうだろ」「でも京都に4年はいたんだべ?」「うん」
「ちょっと京都弁でききたいのがあって…」


「ああブログのネタ?」
なんでばれてんの
「見たの?」「ああ見た見た」「なーんだ。」
「でさ、」
「見ろ、ひとがゴミのようだ」っての言ってみてよ


「見なはれ、とかかな…」
「あと、~やわあ、ってのは女の子がつかうね。」


訂正版:
「見なはれ、人さんがゴミのようやわあ」


じゃなんでジブリすぐ海に捨ててしまうん?

訂正版
「海に、海にほかって、パズー」


この質問をしたベニさんは、もともとイエモンつながりで出会った人だ。
京都の大学で心理学を専攻していた間、京都に4年間も住んでいた。
それで思い立ったら仏も殺す勢いの私に「京都弁でどういうの?」と唐突に聞かれた。
いまでは反省している。


私がレディヘにハマり、イエモンに触れなくなったので、もはやイエモン関連の情報は
彼女から聞かされて知ったりするほうが多くなった。
「こないだ吉井DVDを友達にあげたわー」と言ったら「くれよ。」と低い声で言われた。
だいたい挑発ってしたあとに気づく。
「吉井さんのことどれくらいすきなの?」と期間をたずねたら「マイワイディング~で、」8年。
「どうしたらおなじ人間のこと、1年以上好きでいられるの?」
と扇風機をなかば壊しながら聞いた。
「あいま真ん中の蓋が取れた。」「あ~」「でつづき、」「なに」「どうしたら8年とかもつの?」
「いやーでも、もっと『太陽が燃えている』とかからってひともいるし~」「まあじで!!!」「そりゃいるにはいるだろうけど、

「10年前じゃ雑誌ちがうじゃん。」


「プチセブン→セブンティーン→JJ,キャンキャン」

「私セブンティーンで止まってるわー」
「私むしろキャンキャンとか見るの好きよ?そんな俺を抱き締めたいみたいな」
※そんな女子には音楽と人あたりが死ぬほどお似合いです


「プチセブンのときからヨシイってのもどうかと思うけど」
「はは」
「そのぐらい。読む雑誌がちがうのに人が好きってのが、」「雑誌感覚?」
「君は音楽っていうより人間が好きなんじゃない?」
「人間きらい。」「いやいやいやいやま…過酷な生い立ちは…」


「てか意外なんだけど。」「なにが。」「イエモンそんだけ好きでレディヘ全然きかねーっての。」
「聞いたらいいのに。」
「いやいや、」「だってなんか生きにくさを求めてるんじゃなくて…」
それなんてベンズ?


「生きやすさが欲しいのにレディヘとかって…」
※そんなことつぶやく女子には死ぬほどお似合いです


でもトムヨークってどっちかってうと
「ベンジーが好きなひとが好きな感じがする。」「ああ」
「妖精っぽいかんじ?」「ああムーミン谷で暮らしてると思うしトムヨーク」
「調味料で言うと辛い砂糖みたいな!」「…」「まあ妖精だからねトムもベンも」
そういえば
「まえに『ベンジーの遺伝子は手書きだと思う』って言ってたよね。」

・・

言ったっけ
『でぃーえぬえーってすんごい汚い字でぐしゃぐしゃって消した痕とかあるって』
「言ったわ。」
「ね!!」「ああ、しかも『内臓とかチョークで書割したなかで妖精が動いてる』とも」
わあーー
アルコールが来たぞーー ぶんかいだ!

「子どもの頃そういう教育絵本読んですごい取り付かれたんだよね…」
「しるか!!」
「ああ、こうやって妖精が分解して小箱に栄養とかためてんだな、とか…」
(いまオレンジのさんかくをいくつ作ってるんだろうとか…)


実際よりも穏便なドッグヴィルみたいな演劇で生物としての彼が成り立ってる気がする


「ごめんそういう想像が大好きな21で。」
「うん」
「心理はそういう子を許容する技術とか教えてくれる所?」
「…」
「とりあえずさ、

「遺伝子シリーズでまた何か書いたら?ブログで。いいとおもうわよ」
ああ
許容ってけっこう前にすすむんだね先生