『スメルズライクティーンスピリット』 BYニルヴァーナ 1stネヴァーマインド

弾が入ってるなら友達連れてきて
本物といってもいわなくてもいい
退屈っていうのが口ぐせの女が
ずっと前髪を触ってるけど
言っちゃいけないのは分かってる

ハローハローハローハウロウ?

ベストをつくせば最悪の気分に
神様はそういうプレゼントを俺に
俺の友達はみんなそう言ってて
きっと最期までそう言って死ぬ

ハローハローハローハウロウ?


なんで手を出したのかと言われて
ただ笑える気がしたからと言う
大変なことになるのは簡単なことだ
大変でも何でもいいから俺に構うな

ハローハローハローハウロウ?


暗いほうが恐くないんだ
パーティーに来たんだよ
楽しいかもしれないって
これじゃあそこの病人だ
パーティーに来たんだよ
楽しいかもしれないって

アムラート
アルバーノ
アモスキート
マイリビドー
他人の血液を奴らは欲しがる

アディナイアル
けど…

A mulatto  黄褐色の肌の人
An albino  色素欠乏症の人
A mosquito  蚊
My libido   じぶんの性欲
A denial   拒絶

これが何で羅列されてるのか、単に韻をふんでるだけかと思いつつ

ぜんぶ血液のイメージでつながると思ってあえて一文いれてしまい

ました。原文はなんか「あるヴぁーーーオ!!」みたいな音が連続

しているだけで、そんな文ないんでオールアポロジーズ。

ニルヴァーナの代表曲中の代表曲。

ニルヴァーナが国家だったらこれが君が世ぐらいな。

でも当人が歌うの拒否するぐらいな。

あまりにも「ニルヴァーナ=スメルズライクティーンスピリット」

のイメージが強すぎてカート本人は苦痛だったとか。

「カムアズユーアーのが売れると思ってた…」

とか、

「いまでも曲自体はすきなんだけど、でもやる気がしない。」

とか。

レディオヘッドの『クリープ』がよく同じ位置づけで語られますが

税関職員がふざけて『スメルズライクティーンスピリット歌わないと

ここ通さないよ』なんていおうものなら、

ギターで税関職員に殴りかかるんじゃないかと思う。

(90年代の怒りを思うさま代弁)

・・ユーチューブとか網羅するんだろうなその映像。

てか、じぶんのバウンサーに殴られたカートの映像もあった。

バウンサーにモザイク入ったところが流石にカートファンてかコートニー恐えと

これ:http://www.youtube.com/watch?v=GzBi-4f45fs&search=nirvana%20bouncer%20kurt

PVの監督はこれが初作品だったような。これが出世作になったようですが。

撮影時間は12時間かかったらしく、

まわりのチアガールとかも披露困憊だしメンバーも歌わなくなったりとごねだし

顔がイライラしてきてアップに耐えないぐらいに鬼気迫ると

「その調子だ」

と、

内心90年代の怒りがたまっていくのをほくそ笑みながらみてたそうです。

渋谷陽一とかじゃないよ。

「セットを壊してもいい?」

と、ストレスのたまった連中に言われたので「どうぞどうぞ(ほくそ笑みながら)」と。

曲の後半で体育館のセットをぶっ壊してるのはだからマジでぶっ壊してるとこを撮ってるだけだそう。

PV   :http://www.youtube.com/watch?v=_1Qdcdw22Sw&search=nirvana%20teen

ニセPV:http://www.youtube.com/watch?v=rWhosxbuii0&search=nirvana%20teen

この「スメルズライクティーンスピリット」というゴロのわるいタイトル、

由来は確かいろいろあります。「スメルズライクティーンスピリット」という

があったとかで、

・カートのガールフレンドがつけてたから説

・カートのガールフレンドがつけてたのでカートにもうつったのを 

『あんたあの娘と寝てたのね』

「カートスメルズライクティーンスピリット」といわれたから説

後者は何か異様に官能的で10代くさくないっていう。

オーストラリアのラジオでこんな記事が。

「ガールフレンドと、壁にスプレーでラクガキしてたんだ。そしたら彼女が、 

『カートスメルズライクティーンスピリット』って描いた。


なんかいい言葉だな、と思ったんだよ。それで曲のタイトルにつかったんだ。その前に俺達10代の革命がどうとかって話をしてたから、そのことだろうと思ってた。スメルズライクティーンスピリットってのはつまり、彼女は俺が、周りに影響を与えられる奴だって言ってくれたんだろうって。」

「・でそういう名前のスプレーがあるってことはあとから知った。」

A Denial 拒絶

A Denial 拒絶

A Denial 拒絶 ・・・